なおこさんからのご相談

Qみんなどのような妊活をしているのでしょうか？

A.まずは心身ともに毎日気持ちよく快適に

なおこさん、ご相談ありがとうございました。

まず、どのような妊活をしているのか？ですが、ご自分達でされている方もいらっしゃれば、不妊治療専門クリニックで治療をされている方も大勢いらっしゃいます。

いずれにしてもまずは、おからだの検査をされてからだと思います。それもご夫婦お二人で。

ご自分達で体質改善をすることで妊娠されるカップルも多いですが、実は体質改善では克服できない問題があるかもしれません。例えば、精子と卵子が出会い子宮まで行く道筋となる卵管が詰まっていたら、いくら自分達で頑張っても妊娠できません。
また、子宮内膜症や子宮筋腫が、妊娠を阻害するところにできていたら、自然妊娠しにくくしていますので治療が必要です。
また、性交渉はちゃんとできていても、実は精液の中に精子がない、という場合もあります。
なので、まずはお二人で、不妊治療専門のクリニックで検査を受けられることをおすすめいたします。その後、自分達で頑張るのか、治療を受けるのかは、その検査の結果を受けて検討されたらよろしいかと思います。

なおタイミングについては、実は一番妊娠しやすいのは、排卵日当日ではなく排卵日２日前です。しかし排卵日の確定日を事前に知ることはできません。排卵検査薬が陽性になってから行っても、タイミングがずれていた、という可能性もあります。なので性交渉については、排卵日のみ行うのではなく、生理終了あたりから排卵日と思われる日まで、なるべく多く行うのが、妊娠率を上げるコツになります。

またサプリについてですが、これはお食事と関係します。

葉酸サプリは必須ですが、あとはサプリより、まず普段のお食事のバランスを整えることが大切です。食事を工夫しても不足している栄養素があれば、そこで始めてサプリを摂られるといいと思います。

なかでも妊活中おすすめの栄養素は、「ビタミンD」「コエンザイムＱ10」「ダイゼインリッチアグリコン型イソフラボン」「乳酸菌」です。
ビタミンＤの不足は卵巣機能の低下リスクを高めます。コエンザイムＱ10が足りないと、エネルギーを作り出し細胞を新陳代謝させるミトコンドリアの働きが鈍くなります。
ダイゼインリッチアグリコン型イソフラボンは、中でも「AglyMax®」がおすすめ。36本以上の論文掲載と学会発表がある特別なイソフラボンです。
乳酸菌も妊活や妊娠のための健康なからだのコンディションつくりに摂りたい成分ですね。

なお、お食事についてはこちらにまとめておりますので、よろしければ参考になさってください。

▼妊娠しやすい食事を始めてみよう

▼妊活ブログ：食事、食事っていうけれど・・・

そして「妊活中にして効果があったこと」ですが、これも様々ありますが、共通していえることは「血流を良くする」「ストレス発散」ができることをする、ということです。
ながいきや本舗のお客様では
◎ウォーキングを定期的に行う（一日10分を週３回くらいから始める）
◎睡眠　◎温熱療法　◎鍼灸　◎ヨガ
が多いでしょうか。

一番大切なのは、からだと心を楽にしておくこと。不安や心配ばかりだと、からだも心も緊張して、血流が悪くなったりホルモンのバランスが乱れたりします。そうすると、卵巣や子宮に必要なものが届かなくなってしまいます。
なおこ様が、一番快適に過ごせること。それをぜひやってください。そうやってからだと心を楽にしておくことが、妊娠への近道となりますよ。

日本不妊カウンセリング学会認定　不妊カウンセラー　松村恭子