排卵検査薬にまつわるあれこれ | ながいきや本舗妊活情報サイト

不妊カウンセラーマツムラの妊活アドバイス

排卵検査薬にまつわるあれこれ

Q:排卵検査薬がずっと陽性になる時があります。タイミングはどうしたらいいでしょうか?

A:妊娠率が一番高いのは、排卵日の2日前と言われています。

排卵検査薬を使用する場合もそうでない場合も、からだは機械ではないので、排卵日を前もって正確に知ることは実際は非常に難しいです。

なので、検査薬を使用するしないに関わらず、月経終了から1週間はなるべく多くタイミングを取ることをおすすめしています。

できたら毎日、なるべく2日に一回。

精子は毎日作られるので、ためない方が、いつもフレッシュですし、タイミングの回数を増やすことが、妊娠率を上げるコツです。

Q:排卵検査薬がずっと陽性になる原因の一つに、他のう胞性卵巣があると聞きました。

A:排卵検査薬は、陽性になったときから約40時間以内に排卵が起こる可能性が高いと予測されます。

排卵は、脳の指令に反応して分泌される黄体 形成ホルモン(LH)をきっかけに起こります。

LHサージ(放出)開始から34~36時間、LHサージのピークから10~12時間で排卵しますが、排卵検査薬はこのLHに反応しているのですね。

一方、多のう胞性卵巣症候群は、LHが高値であることが特徴の一つだとされています。

なので、排卵検査薬で陽性が続く=LHがたくさん出ている=多のう胞性卵巣か?と考えられるのです。

ただ、排卵検査薬で陽性が続く原因は、「妊娠」「絨毛性疾患」「ホルモンバランスの乱れ」「排卵検査薬の感度が高い」など他にもありますので、

何周期も排卵検査薬の陽性が続くようであれば、クリニックに一度相談された方がいいと思います。

なお、多のう胞性卵巣の診断基準として

1)無月経(薬を服用しなければ月経が発来しない)
2)月経周期が39日以上3ヵ月以内の「稀発月経」
3)排卵を伴わない月経(無排卵周期症)

が挙げられます。
3)は見た目ではわかりづらいですが、1)2)は自分のリズムを振り返るとわかるので、もし1)2)に当てはまる場合は、ぜひクリニックに相談してくださいね。

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