こんにちは。神戸の「島」(!)にある老舗妊活サポート専門ショップながいきや本舗の店長で不妊カウンセラーの松村恭子です。
ようこそ、妊活アドバイスブログへ!
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
さて今回は「ストレスとの付き合い方」についてです。
先日不妊治療第一人者である、京都の田村秀子婦人科医院 田村秀子先生のお話をお聴きする機会がありました。
そのテーマが「ストレスに負けない不妊治療」だったのですが、のっけから「ストレスをやっつけるものはない」とビシッと!
でも、やはりストレスは妊活には大きく関係しているので、「ストレスを回避し、ためない生活を心がけよう」、そしてそのための方法を、いろいろと教えてくださいました。
それを今回ご紹介させていただきますね。
パートナーと自分は違う
ストレスにもいろいろありますが、一番大きいのはもしかしたら「パートナー」かもしれません。
「妊娠」に対する考え方や思いに男女差があっても、それは当たり前です。
もともと思考回路が違う上、女性は思春期の頃から生理があり、生理が妊娠の準備だと聞かされ、ずっと意識させられてきました。
でも男性は、妊娠や父性を意識したり考えたりする機会が、それまでの人生の中でほとんどありません。
また父性と母性の性質も違います。母性は本能ですが、父性は理性です。
男性の「自分が親である」という意識は、後からついてくるものなのです。
そして圧倒的に違うのが、からだの仕組みです。
女性のからだは、妊娠のためにいろいろなホルモンを分泌し生理を起こしますが、そのホルモンが、女性のからだに変調を来たしたり、イライラや不安などの感情の起伏をもたらしたりしてしまうのです。
これもまた、仕方のないことです。
なので、男性は嵐が過ぎるまで待ちましょう。そして生理がきたら、やさしくハグしてあげましょう。(ここは旦那様に読んでいただきたいところですね)
生理はくるもの
また毎回の「妊娠できるかどうか」という心配が、もう相当なストレスですね。
でもまず残念ながら「妊娠の兆候」というものはありません。
なので「この反応はもしかして妊娠かしら?」「これは妊娠の兆候かしら?」など、常に「なにかあるんじゃないか」とからだを見つめるのは止めましょう。
正直、女性の人生を通して「次の生理が来ない確率の方が低い」のです。つまり「生理はくる」と思っていた方が、楽です。
そしてストレスをためないためには、平常心が大切です。目の前にいつも「妊娠」というマークを置いておくとストレスがたまってしまいますよ。
私たちの人生の目的は「妊娠」ではなく、「楽しく生きる」ことではないでしょうか。
子供がいないと人生が完遂できない、というわけではありません。「人生」というジグゾーパズルの最後のピースは「妊娠」ではないのです。
言葉に出す
過剰な不安も過剰な期待もストレスです。そしてストレスは決して卵子に良い影響を与えません。でもどうしても落ち着かないときは、溜め込まず、思い切って喜怒哀楽を表現しましょう。
そのお相手は、一番身近で当事者でもある旦那様。旦那様はその思いを受け止めてあげてください。そうすることで、よりいっそう夫婦の間の絆が深まります。
旦那様がいらっしゃらない時は、不妊治療の事情をよく理解されている不妊カウンセラーさんにお話されるといいですね。
また「独り言」もおすすめですね。頭で考えるだけでなく「口に出して話す」という作業は、思考回路を一つにします。
話す相手がいると良いですが、いない場合、また話しても通じない場合は、「独り言」でもいいので言葉に出すようにするとよいですね。
二人で老後を想像してみよう
ご夫婦で、子供のいない老後を話したことはありますか?
60歳になったときのご夫婦の日常を想像してみたことがありますか?
そんな時を楽しくワクワクと想像できるよう、お互いを理解しあうことが、とても大切です。
子供がいても、いずれ巣立ち、夫婦二人に戻ります。夫婦二人になった時の二人の生活を想像し、それが素敵なものであるならば、それが未来への「担保」となり、余裕が生まれます。そして卵子のクオリティーも上がります。
不要なストレスを、あえて自ら持ってこないようにしましょう。そして、夫婦でたくさん話し、時にはぶつかり、時には一緒に涙を流しながら、支え合い思いやりながら、妊活を送っていっていただきたいと思います。
田村先生はいつも、ドクターとしての視点と女性としての視点を常に持ち合わせ、愛情をこめて、時には厳しく時にはやさしく、アドバイスをされるので、私は本当に大好きな先生です。
今回先生がおっしゃった、ストレスの付き合い方は、妊活だけでなく、他の状況でも共通することだな、と思います。
私も、自分の想いが強すぎて、願望が執着になりストレスになっていきがちです。
そのストレスが、行動の起爆剤になる場合もありますが、たいていは精神にも肉体にもあまり良い影響は与えません。
願いをかなえるためには、やはり元気なからだが必要です。
なのでやっぱり、ストレスはなるべく回避したり溜めない方がいい!
私もこのストレス対処法を参考に、気をつけようと思います。
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ながいきや本舗店長で日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの松村と申します。
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