こんにちは。
神戸の「島」(!)にある
老舗妊活サポート専門ショップ
ながいきや本舗の店長で
不妊カウンセラーの松村恭子です。
今日は妊活ブログ、ではなく
マツムラの今日の出来事を
書かせていただきますね。
関西の方なら、おそらく誰でも知っている「御座候」。
和風のやわらかい皮に
白あん、もしくは小豆あん。
(ちなみに白と赤と呼び分けます)
関東で言ったら「今川焼」かな?
安いし(一個税込み85円!)おいしいし
スタッフ最年長(69歳!)の善さんが大好きなので
おやつに時々買って帰ります。
それがこれです↓↓
(きれいに撮れてなくてすみません・・・)
私がいつも買うところは、デパートの中で
作っているところが見られるのですが
その手際の良さ、たるや毎回惚れ惚れ。
行列で待ち時間があっても、
作っている姿を食い入るように見つめていたら
あっという間です。
そして、会計をして
御座候を包む会計係(というのかな?)の方の
包み方のきれいで早いことったら!
感動ポイントが
思いの外たくさんあるのです。
で、今日も三宮まで出かけたので、その帰りに
買って、今から食べようと思って包装を解いたところ
一枚の紙がはいっていました。
「あずきやあんお、御座候にまつわるいろいろなお話を
お客様からいただいた思い出を交えながら紹介しています」
とあり、読み進めていくと
なんだか泣きそうになってしまったよ、私。
幾分長いですが、ご紹介させていただきます。
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息子の応援団
息子には、見た目ではわからない障害がある。
小学校5年生になった頃、独りで買い物をする訓練を始めた。
私は、二人で何度も買っている御座候なら、独りで買えるかも・・・と思った。
お店の人に、息子が独りで百円持って買いにくること、障害があること、私が隠れてみていることなどを伝えると、快く協力してくれた。
息子は、上手に買うことはできたが、おつりを受け取らず、ホカホカの御座候にすっかり夢中になっていた。
店員さんが息子の後を追いかけて、手におつりを握らせてくれた。
息子はお礼も言えなかった。こっそり見ていた私は胸が熱くなった。
息子がおいしそうに御座候を食べる姿を見る度に、その時のことを思い出して感謝している。
人の支えがなければいけていけないが、少しずつ自立の道を歩めたら、と願っている。
今も大好きな御座候を食べると、エネルギーをいっぱいもらって元気な笑顔になる。
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率直に、私もそうなりたいと思った。
障害がある、なしにかかわらず、人は一人では生きていけないのだ。
誰かに支えられ、誰かを支え、そうやってようやく、独りで歩けるのだと思う。
うーん、年のせいかな、涙もろくてすみません・・・
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ながいきや本舗店長で日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの松村と申します。
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