ご存知の通り、膣は女性特有の器官で、精子の通り道であったり、赤ちゃんが誕生する産道であったり、ととても大切な役割を担っています。
ちなみに、膣の長さは7.5㎝です。意外と長い!と驚かれたかもしれません。
腸や子宮と同じく、膣にもいろいろな細菌が存在し細菌叢(フローラ)を形成していますが、正常な膣内はデーデルライン桿菌と呼ばれる乳酸菌(善玉菌)の数が優位になっている状態で、酸性に保たれています。
これは、雑菌(悪玉菌)や病原菌の侵入や繁殖を防いでいる「自助作用」ですが、膣内環境のバランスが乱れて悪玉菌が繁殖すると、細菌性腟症が引き起こされます。
(ただし、排卵日が近づくにつれて、アルカリ性の液体である精漿(せいしょう)に包まれた精子が通りやすいように、膣はアルカリ性に偏っていきます)
また、膣内にも通常カンジダ菌が存在していますが、このカンジダ菌が異常増殖すると性器カンジダ症を発症します。
細菌性膣症は、卵管不妊、化学流産、流産、早産のリスク因子です。
性器カンジダ症も不妊の原因になりえます。
膣の健康を守りましょう。
細菌性膣症の症状
・無症状のことが多く、・かゆみ、発赤、および腫れはあまりみられない。
・灰色や白色のサラサラしたおりものが大量に生じる
・おりものから生臭いにおいがする。特に性交後や月経中にの匂いが強くなることがある。
性器カンジダ症の症状
・膣や周辺のかゆみ、違和感
・年度の高い白っぽいヨーグルト状のおりものが増える
・排尿時や性交時の痛み
細菌性膣症を引き起こすもの
・ストレス
・過度の洗浄
・性交渉
性器カンジダ症を引き起こすもの
- 風邪、疲労、ストレスなどによる抵抗力の低下
- 生理前後、妊娠に伴うホルモンバランスの変化
- 抗生剤の使用による常在菌バランスの変化
- 性行為
- 締め付けのきつい下着、陰部の蒸れ
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