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自然妊娠を目指すなら

いつも勉強させていただいている、リプロダクションクリニック大阪・東京の松林秀彦先生のブログに、自然妊娠を目指しているカップルにぜひ読んでいただきたい記事がありましたので、ご紹介いたします。

参照先:松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ 「☆自然妊娠を目指す場合のポイント:ASRMの見解」

******ここから引用**************************************

自然妊娠を目指す場合のポイントについて、米国生殖医学会(ASRM)の公式見解をご紹介します。

Fertil Steril 2022; 117: 53(ASRM)doi: 10.1016/j.fertnstert.2021.10.007

要約:自然妊娠を目指す場合のポイント

1 35歳以上の女性は、出産率が有意に低下する(受精卵の染色体異常率増加と流産率増加のため)ので、6ヶ月トライして妊娠しなかった場合には専門医を受診すべきである。

2 妊娠しやすい時期は排卵の5日前~排卵日の計6日間であり、この間に1〜2日おきの複数回の性交が推奨される。
3 頻回の性交ができない場合には、尿中のLHサージ検出(排卵検査キット)や頸管粘液のモニタリングによる排卵日の推定が妊娠率増加に寄与する。

4 男女ともに特別な食事やサプリが妊娠率増加をもたらすことは証明されていないが、女性の葉酸摂取(400μg/日)が赤ちゃんの神経系の異常を防ぐことが明らかにされている。男女ともに健康的な生活習慣とバランスの良い食事を摂ることが望ましい。

5 特定の体位や性交後の状態は妊娠率に影響しない。
6 薬物使用(合法、不法)とタバコはやめ、アルコールとカフェインは許容範囲に抑える。

7 環境ホルモンや環境汚染物質の暴露を避ける。

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特に、タイミングについては「排卵日だけ」を狙ってされている方が多いようですが、それだけでは、妊娠しづらいです。
「数打ちゃ当たる」は言葉が悪いかもしれませんが、そういうことです。
回数を多くすることが、大切。
時期も「排卵の5日前~排卵日」に「1〜2日おきの複数回」。
一番妊娠しやすいのは、排卵日の2日前、と言われています。

バランスよい食事を摂って
葉酸を一日400μg摂って
からだを動かして
ストレス解消して
良く寝る
そして
タイミングの回数は多く!

これだけでも、妊娠できる可能性は格段にアップしますし、
自然妊娠であれ、不妊治療であれ、これが妊娠しやすいからだの基本です。

ぜひやってみてくださいね!

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