こんにちは。神戸の妊活サポート専門「ながいきや本舗」の店長兼不妊カウンセラーの松村恭子です。
ようこそ、妊活ブログへ!
どうぞ最後までお付き合いくださいね。
さて、秋の声を聞くと同時に一気に増えてくるのが、「冷えたからだをどうにかしたい!」というご相談です。
冷えは女性の敵、と昔から言われていますが、特に、妊娠のためには良くない、と不妊治療専門のドクターもおっしゃいます。
今回は、ここで改めて「なぜ冷えよくないのか?」「冷えるとどうなるのか?」など、「冷えたからだをどうにかしたい!」のご相談にお答えしたいと思います。
少し長くなりそうなので、2回に分けてお話しますね。
冷えは妊活にもよくないのか
Q.「冷えは女性の大敵」「冷えは万病の元」と昔からよく聞きますが、妊活にも悪い影響を及ぼすのでしょうか。
A.結論から言うと、そういえます。
ながいきや本舗のお客様のほとんどが妊活中の方ですが、先日アンケートをとったところ、そのうちの95%の方が、夏を含め一年中からだが冷えると感じていらっしゃいます。
Q. なぜ悪い影響があるのでしょうか?
A.それについてお答えする場合
冷えたからだが妊娠しづらい原因を作っている
という面と
妊娠しづらい原因があるからからだが冷える
という面の、両面から考えてみたいと思います。
冷えたからだが原因を作っている
Q ではまず、「冷えたからだが妊娠しづらい原因を作っている」とはどういうことでしょうか。
A. 「冷え」というのは、血行不良の表れです。
つまり、血流が悪いから冷えを感じるのですね。
ちなみに「のぼせ」も血流が悪いから起こるものです。
「冷え」と「のぼせ」は、感じ方が真逆ですが、実は二つとも「血行不良」が原因です。
ここで血流の役目をおさらいしてみましょう。
血流は、酸素や栄養素、ホルモンなど必要な物質を細胞に届け、反対に細胞から、二酸化炭素や老廃物なのど回収する役目を担っています。
なので、血流が悪いと、せっかくの栄養素も分泌されたホルモンも、治療をしていたらお薬の効果も、卵巣や子宮に行き渡らない、ということになります。
また、子宮は毛細血管のかたまりですので、血行が悪いと子宮内膜の成長が不十分になり、ふわふわベッドのような環境を作ってあげることができません。
そうすると、妊娠の最後の関門である着床ができない、ということになります。
つまり、なぜ冷えが妊活に悪い影響を及ぼすか?の答えは
「冷え」とは「血行不良」であり、血流が悪いと栄養・酸素・ホルモンなど必要なものが卵巣や子宮に行き渡らなくなり、卵子がしっかり育たなかったり、着床がうまくいかなかったりする
からといえます。
妊娠しづらい原因があるから冷える
Q.それでは「妊娠しづらい原因があるからからだが冷える」というのは、どういうことでしょうか。
A.不妊の原因の一つに「排卵障害」があります。
ご存知の通り女性の体温は、卵子が排卵にむけて育つ低温期と、排卵を境に、着床にむけて子宮内膜が厚く豊かになる高温期とに分かれます。
ただ、排卵がなければ、高温期のはずの時期に差し掛かっても、体温が上がりません。
また、排卵があっても、排卵した後の卵胞から分泌される黄体ホルモンが十分でなければ、体温が十分に上がらなかったり、上がっても高温期が短かったりします。
このように、卵子が十分に育たない、排卵がない、などの「排卵障害」や、それらが原因の黄体ホルモンの分泌不足などから、基礎体温が上がらないために、「からだが冷たい」「からだが冷える」と感じるのです。
このように、冷えが妊活に良くない、といっても冷え⇒妊活の妨げ、といった一方通行ではないのですね。
このお話は次回に続きます。
引き続きお読みいただけると嬉しいです。
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