こんにちは。
神戸の老舗妊活サポート専門ショップ「ながいきや本舗」店長兼不妊カウンセラーのマツムラです。
ようこそ、妊活ブログへ!
どうぞ最後までお付き合いくださいね。
今回の話題は「胚移植後の過ごし方」について。
これについては、さまざまな意見がネット上を飛び交っていますね。
「ずっと安静にしていた」「岩盤浴に行った」「重いものを持ってしまった、心配・・・」など、当事者の方の体験談をたくさん見つけることができます。
でもありすぎて、どれが本当かわからない・・・
そこでマツムラもここでまとめてみようと思います。
いつも通りで
結論から言うと、移植後も普段どおりで大丈夫です。
それまでおとなしく過ごしていたら、そのままおとなしく。
仕事があれば、仕事をする。
料理も洗濯も掃除も、普段どおり。
それでいいと思います。
移植後は着床時期ですが、自然妊娠の場合は、そうだと知りませんから、無意識に普段どおり過ごしますね。
それと同じです。
だから「血流が大切と聞いたから」と、急に岩盤浴に行かなくてもいいし、運動を始めなくてもいい。
ただ気をつけてほしいのは、からだを必要以上に疲れさせること。
気持ちの良い岩盤浴だったり、爽快な運動だったら、むしろ妊活にとって良いかと思いますが、からだを疲れさせるのは、やっぱりよくないです。
それは、受精卵や子宮の着床環境に直接悪い影響を与える、というよりも、エネルギーが足りなくなってしまう心配です。
だから、仕事も夜遅くまで残業するのは避けて、定時に上がったほうがいいと思います。
もし「しんどいな」と思えば、その日は家事はパスするとか。
要は、しんどいことはしない、ということです。
そう言う意味では、「そうはいっても、安静にしとかないと心配」であれば、安静にしておいたほうがいいでしょう。
重いものを持つのが心配ならば、持たないほうがいい。
不安も心配も、血行不良・ホルモン不足につながりますので、なるべく排除したほうがいいですね。
まとめると、ながいきや本舗の移植後の過ごし方のおすすめは
◎普段どおりで
◎からだを冷やすことは避けよう。
◎心の面でもからだの面でも、自分のしんどいことはしない、不安や心配になるようなことはしない。
◎自分が安心できる状態で過ごそう。
ご参考になれば幸いです。
移植後の性交
移植後の性交については、避けた方がよいようです。
精液中のプロスタグランディンなどの作用で、子宮が収縮したり雑菌が入ってしまうなどで、妊娠が阻害され妊娠率が下がる可能性があります。
なお、移植前の性交は、精液が着床の「スイッチ」になっている可能性があるため、1、2回行うのが良いようです。