いつも拝見している、慶應義塾大学医学部産婦人科教授の吉村やすのり先生のHP
その中で、大変興味深い記事を見つけました。
それが「現代の女性と昔の女性との違い」です。
昔の女性と現代の女性の生涯の月経回数は、大きく違っています。
そしてそのために、子宮内膜症、乳がん、卵巣がん、子宮体がん、など婦人科系の病気のリスクが高まったと言われています。
昔の女性は初潮が遅くて、出産の回数が多かったので一生涯の月経の回数は100回前後でした。
それに比べ、現代の女性は初潮が早く、出産も高年齢化しているので初潮から初産までの期間が長い。
そうすると、月経の機会が多くなり、月経回数は生涯で450回程度と昔の女性の約4.5倍になっています。
月経の機会が多い、ということは、排卵の機会も多いということです。
また、妊娠、出産すると月経も排卵も止まるので、一生のうち出産回数が多いと、排卵回数は少なくなり出産回数が少ないと、排卵回数は多くなる。
つまり、現代の女性は昔に比べて、月経の機会、排卵の回数が多くそれが、子宮内膜症や卵巣がんなどの婦人科系の疾患を引き起こすリスクを高めているといわれているのです。
吉村先生は「結婚するかしないか、出産するかしないかに関わらず健康管理をしましょう」とおっしゃっていますが、そのポイントとしては
● 月経で困ったことがあれば、先延ばしにせずに産婦人科医に相談してください。
● 月経痛は子宮内膜症の症状でもあります。低用量ピルについてお医者さんと相談しても良いでしょう。
● 乳がん検診、子宮がん検診をきちんと受けてください。
そして「何が起きたから通院するのではなく、何かが起こる前に予防することが大切。かかりつけの産婦人科医を見つけることをお勧めします。」とおっしゃっています。
私は子供を産まなかったので、13歳くらいから48歳の今までの35年間、卵巣・子宮は休みなし。
35年間動きっぱなしの卵巣や子宮に負担がかかっていても、全然不思議ではありません。
もっと卵巣や子宮を大切にしないといけないな、と思います。
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