妊活ブログ:本当に妊娠しやすいタイミングはいつ?

不妊カウンセラーマツムラの妊活アドバイス

本当に妊娠しやすいタイミングはいつ?

こんにちは。神戸の「島」(!)にある老舗妊活サポート専門ショップながいきや本舗の店長で不妊カウンセラーの松村恭子です。

ようこそ、妊活アドバイスブログへ!

ぜひ最後までお付き合いくださいね。

妊活の基本は、まずは「性交渉」ですね。

もともと性交渉がなければ、妊娠できません。

その性交渉が一年の間に定期的にあって、それでも妊娠しない場合は男女とも、不妊治療専門のクリニックに行って検査を受けましょう。

でもまずは性交渉です。

ではどんなタイミングで行えばよいでしょうか。

性交渉は排卵日?

最近は、排卵検査薬も手に入りやすくなりそれで排卵日を測定し、その日に性交渉、というカップルも多いかと思いますがずばり、それでは遅いです。

一番妊娠しやすいのは「排卵日の2日前」です。

つまり、排卵日だ!と思った時は一番良いタイミングを逃している、ということになります。

でも残念なことに、普通にしていたら排卵日を正確に予測することは不可能に近い。

からだは機械ではないので生活、仕事、ストレスなどいろいろな状況に影響されて少しであっても刻々と変化するから。

なので、一番いいのは生理が終わってから排卵日と思われる日までなるべく回数多く性交渉をすることです。

毎日が無理としたら2日に1回はされると、その分妊娠率は高まります。

実は、1回の性交渉で妊娠できる確率は若いカップルの場合でも20%とされています。

若いカップルは、その分回数多くできるのでそれで妊娠しやすい、という面もあります。

生理終了から排卵日までの間回数多く性交渉をしましょう。

排卵誘発剤を使っていたら?

排卵誘発剤を使って、排卵をコントロールしていたら排卵日だけ性交渉をすればよいでしょうか?

排卵誘発剤を使ったタイミングでも排卵日の前に性交渉を行う方が良いです。

例えば、排卵を促すhcg注射をすると約36時間で排卵がおきることになっていますが実際はもう少し幅があって、36~40時間ぐらいの間ではないか、と考えられています。

また、卵子の寿命は以前は24時間と言われていましたが実は数時間しかないと、今は考えられています。

一方精子は、射精してから30分かけて卵子がいるところまでたどり着きます。

たまたま、卵子の排卵のタイミングと射精のタイミングが合えば良いですが卵子の排卵のタイミングも4時間くらいありますしそれが常に夜とは限りません。

でも、精子が排卵前に卵管内にいれば安心ですね。

なので、排卵誘発剤を使っていても排卵前に性交渉をして、いつも精子が卵管に待機している状態を作った方が、妊娠率が高まります。

よって、hcg注射を打つ場合は、注射を打った日とその翌日に性交渉をしましょう。

精子はためたほうがいいのでは?

性交渉を2日に1回やっていたら精子が薄くならないのか・・・という心配をされる方もいらっしゃるかもしれませんがそれは無用です。

精子の生存期間は3日。
それ以上ためてしまうと、精子は死滅精子となり解けてしまいます。
その解けた死滅精子が、造りたての精子の進路を邪魔してしまうのです。

また精子の劣化の原因の一つの「活性酸素」も発生させてしまうので、せっかくのフレッシュな精子もダメにしてしまいます。

ですので、できたら2日に1回は性交渉をした方が元気な精子が射精される、ということになり妊娠する確率も高くなります。

大変残念なことに、最近は性交渉する元気がない男性も増えています。

仕事が肉体的にも精神的にも大変・・・
食生活がめちゃくちゃ・・・
飲みすぎ食べすぎ・・・
運動不足・・・
睡眠不足・・・

いろいろな原因が考えられます。

なので、そうは言っても2日に1回性交渉なんて、無理!
という方もいらっしゃるかもしれません。

また、性交渉=妊娠する手段、となって義務のように感じてしまいだからしたくない・・・という話もよく聞きます。

本来、性交渉の持つもう一つの意味は愛情表現です。

現代はストレス社会です。疲れてできないのも、わかります。

だからこそ、原点に立ち戻る必要があるのではないでしょうか。

奥様を愛しているから、性交渉をしたいと思う。
だからそのために体力をつけよう。

旦那様を愛しているから、性交渉をしたいと思う。
だから、旦那様をいやしてあげよう。

「妊娠」を離れたところで性交渉をしてみませんか。

それが一番のタイミングかもしれません。

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監修:日本不妊カウンセリング学会認定 不妊カウンセラー 松村恭子


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