不妊治療を止めました。でも・・・|ながいきや本舗のこうのとり相談室

こうのとりの相談室〔お悩み相談〕

不妊治療を止めました。でも・・・

ろみ様からの質問

Q不妊治療を止めました。でもあきらめきれません

不妊治療を止めました。

でもやっぱりあきらめきれず、うじうじ悩んでいます。


A絶対、と決めず柔らかく生きていきましょう。

妊活当事者を支援する団体であるNPO法人Fineの松本亜樹子理事長は、ご自身が不妊治療を止められた際「不妊治療を終了したのではなく、これはお休み。」とされてそうです。

「だから私はまだお休み中なんです。」と、先日もおっしゃっていました。

私はそれを伺って、そうだな、と思いました。

妊活に関わらず、何かを止めるということは、大きな勇気が要ります。

でも、その後も可能性が全くない、とは言い切れないことも多いです。

また、決めたら後ろは振り返らない、という方もいらっしゃいます。

それはとても素晴らしいことだと思いますが、一旦は決めたつもりでも気持ちは移ろうのも、人間として自然なこと。

決めたことで、すっきりするのであれば良いのですが、それで逆に自分を苦しめるのであれば、行きつ戻りつする自分を否定せず、柔軟に考えても良いのではないでしょうか。

「余白」を残しておくことも、生きる智恵です。

クリニックでの治療は止めたとしても、性交渉で授かる可能性は十分あります。

そもそも性交渉は、生殖のためだけでなく、愛情表現や確認の一つでもあります。

愛情表現のために性交渉を行っていたら妊娠しました、というお話もたくさん聞きます。

そのように性交渉ができるように、またいつ授かっても良いように、旦那様ともどもからだと心を充実させておくことは大切なことではないでしょうか。

それは妊活を離れても、自分の人生にとって非常に重要なことだと、50歳を過ぎた私は痛切に感じます。

なお、タイミングにおいて一番妊娠率が高いのは、実は「排卵日の2日前」と言われています。

ただ排卵日は事前に確定することができません。

なので、生理終了頃から排卵日と思われる1週間から10日の間は、できれば毎日、難しければ2日に一回、など、なるべく多く性交渉をすることが、妊娠率を上げる秘訣です。

終了、ではなく、お休み。柔らかく生きてまいりましょう。

日本不妊カウンセリング学会認定 不妊カウンセラー 松村恭子


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