卵巣は、妊娠に必要な卵子を格納し、育てる器官。
妊娠を基準に考えると、妊娠前に主に活躍すると思われますが、では妊娠したら卵巣は休んでいるのでしょうか?
実は妊娠中も、卵巣は完全に休んでいるわけではありません。
妊娠が成立すると、着床した受精卵が分泌するhCGというホルモンが、卵巣の黄体を刺激してホルモンの分泌を促します。
よって、黄体は退縮せずに妊娠黄体となり、ホルモンをどんどん分泌してきます。
その際、卵巣に嚢胞が形成されますが、それが大きくなってトラブルになる場合もあります。
卵胞の発育は、妊娠黄体と胎盤からの黄体ホルモンの影響で抑制され、排卵も抑制されます。
しかし、そもそも卵子は排卵するから減るのではなく、自滅して減るのが圧倒的に多く(99%以上)、よって排卵のない妊娠中にも卵子は減ります。
なお、流産をきっかけにAMHの値が極端に減る場合があるため、流産後また妊活に入る際に、AMHを再度検査されることをすすめられるドクターもいらっしゃいます。
監修:日本不妊カウンセリング学会認定 不妊カウンセラー 松村恭子
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ながいきや本舗店長で日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの松村と申します。
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