前回の「糖化」のお話の続きです。
前回、
血糖をコントロールするインスリンというホルモンがうまく働かなくなる
↓
血糖値が高い状態が続く
↓
「糖化」が起こる
↓
たんぱく質が変性し、「AGE」という老化促進物質が作られる
↓
AGEが卵巣や卵胞液中にできると卵巣の機能が低下
ということを説明させていただきました。
つまり、糖化によって作られる「AGE」は妊活の敵、というわけです。
今回は、この「AGE」を作らない方法について、お話させていただきます。
コツは、毎日の生活にあります!
1.食べる順番に気をつける
野菜・きのこ類
↓
肉・魚などのたんぱく質
↓
ご飯やパスタなどの炭水化物の順番で摂りましょう。
2.食後一時間内にウォーキング
食後一時間が血糖値が一番上がるので、この時に歩きましょう。
初めは5分から。
だんだん時間を延ばしていって、30分くらい歩けるようになるといいですね。
3.よく寝る
11時前には就寝し7~8時間眠りましょう。
4.飲酒の間隔を空ける
1日飲んだら、3~5日飲まないようにしましょう。
5.禁煙
たばこは絶対ダメ!です。
以上については、ぜひ実行していただきたいですが、逆を言えば
x 暴飲暴食
x 喫煙
x 運動不足
x 睡眠不足
が良くない!ということで、実は特別目新しいものでもないし、特別なことではありません。
そして一番大事なのは「笑う」こと!
不平、不満、不安、心配、・・・
など「不」のつく感情を持ち続けたら、せっかく日常生活を正しても、それ以上に活性酸素が出て「糖化」につながってしまいます。
人間だから様々な感情が湧いて当然です。
でも、妊娠しやすいからだのためには、「不」のつく感情はなるべく早く、すっと手放してしまいましょう。
それが「AGE」を防ぐ一番効果的な方法かもしれません。
監修:日本不妊カウンセリング学会認定 不妊カウンセラー 松村恭子
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ながいきや本舗店長で日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの松村と申します。
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