日本不妊カウンセリング学会養成講座で勉強 | ながいきや本舗妊活情報サイト

不妊カウンセラーマツムラの妊活アドバイス

日本不妊カウンセリング学会養成講座で勉強

しょっぱなのタイトルから「いかつい」ですが、そのタイトルの印象どおり、真面目に(!)三日間、最新の不妊治療やカウンセリングについて勉強してまいりました。

実はもう5年くらい続けています。すっかりベテランさんです。(なので係りの方とも顔見知り♪♪)

この日本不妊カウンセリング学会の養成講座は、不妊カウンセラーや体外受精コーディネーターの育成やフォローアップを目的として、6月と10月の年二回開催されます。

養成講座としては、毎回二日間、一日目が13時から19時、二日目が9時半から14時まで、とびっしりです。その間、怒涛のようにドクターや専門家が講義してくださいます。

6月はこの養成講座の前日に、会員の方々が研究結果を発表される学術集会があり、それも10時から18時までと長時間。

なので今回も、6月2日の金曜の朝から4日日曜の午後まで、ずっと勉強でした。

内容も、例えば今回は

◎生殖医療の最新情報

◎不妊治療検査の内容

◎黄体機能不全について

◎男性のED

◎精液検査の見方

◎栄養学

◎カウンセリング

・・・と多岐に渡っています。

正直、やっぱり疲れます(涙)。

講義を受け続けるなんて、学生時代にもなかったことですもの。

最後には集中力が怪しくなる・・・(汗)

でも、ドクターや看護師など医療従事者しか登録できない学会がほとんどの中で、この日本不妊カウンセリング学会は、私のような医療従事者ではない者にも門戸を広げて、勉強の機会を与えてくれるのです。

最新の医療や妊活情報を、トップランナーの専門家達から直接教えてもらえるこの講座は、本当に貴重です。

今回学んだことは、これから少しずつですが、こちらのブログでご紹介していくつもりですので、どうぞ楽しみになさってくださいね。

ここで少しご紹介いたしましょう。

● 男性因子に問題がなければ、体外受精と顕微授精の妊娠率は変わらない。

(なので、男性に問題がないカップルに、いきなり顕微授精をすすめるドクターはどうなんだろうか?)

● 妊娠のためだけでなく、妊娠中のトラブル回避のためにも、【妊娠前】からの体重管理が重要

(やせすぎ【BMI<18.5】も太りすぎ【BMI>25】も注意しよう)

● 不妊治療前に、糖代謝異常の検査(空腹時血糖、HbA1c)が必要

(糖代謝異常のまま妊娠できても、妊娠中一番心配な妊娠糖尿病のリスクが高くなるため、危険。なので、糖代謝異常を治療してから妊娠準備に入ること)

● 甲状腺疾患の判断はむずかしいので、不妊治療医や産婦人科医が診るのではなく、必ず甲状腺の専門医に任せる。

(ただし、甲状腺の専門医は不妊治療に詳しくない場合が多いので、医師間の連携が大切。甲状腺治療のあと不妊治療に入ること)

これらは、ほんのほんの一部。また追ってご報告させていただきますね。

おまけの写真。せっかくお江戸に行ったのですもの!新名所のギンザシックスははずせませんよね♪♪
でも買えるものはなし・・・見るだけー(涙)

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