卵管回帰説とは?|妊活サポート専門ショップながいきや本舗

不妊カウンセラーマツムラの妊活アドバイス

妊活ブログ:卵管回帰説とは?

こんにちは。
神戸の「島」(!)にある
老舗妊活サポート専門ショップ
ながいきや本舗の店長で
不妊カウンセラーの松村恭子です。

ようこそ、
妊活アドバイスブログへ!

ぜひ最後まで
お付き合いくださいね。

「卵管が閉塞している場合は
胚盤胞移植しかないのでしょうか?」

というご質問がありました。

これは、いわゆる
「卵管回帰説」に基づく
お考えなのではないかと思います。

卵管回帰説とは

体外受精で子宮に移植された初期胚は
一旦卵管へ入って卵管内で分割して
胚盤胞になり、その後再度子宮へ戻り
着床する

という説です。

通常、卵子と精子は
卵管の「膨大部」という
卵巣に近い部分で出会い
受精後は細胞分裂を繰り返しながら
卵管から子宮へと移動し、
子宮内で胚盤胞に到達します。

つまり、胚盤胞になるまでの
2分割から桑実胚までは
卵管内で行われます。

よって、初期胚を子宮に移植しても
本来の場所である卵管に戻って分割するのでは
という考えが出てきたのです。

しかひ結論から言うと
この説が正しいかどうかは
現時点でははっきりしていません。

それを検証する手段もありませんし
研究・報告もなく
きちんとした根拠がないのです。

お考えや経験則などによって
ドクターの見解は違うと思いますが

卵管に問題があるからといって
胚盤胞でなくてはならない
ということはない。
分割胚でも十分可能性がある。

という考えで治療をされる
ドクターの方が多いようです。


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ながいきや本舗店長で日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの松村と申します。

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