先日の11日の日曜、日本臨床エンブリオロジスト学会の市民公開講座を聴きに行きました。
皆さんなら「エンブリオロジスト」をご存知だと思いますが、もしかすると一般的には
まだまだあまり知られない存在かもしれません。
そう、エンブリオロジストさんとは「培養士」さん。
そのお仕事の内容は
・精液検査
・良好な精子の収集
・ドクターが採取した卵胞液から卵子収集と培養
・媒精(シャーレ内で精子と卵子を混合培養して受精を促す)
・顕微授精(顕微鏡下で卵子に精子を注入)
・受精を確認して胚を育てる
・精子や胚の凍結保存および融解
などなど・・・
お分かりのように、生殖医療において、大変重要な立場の方々です。
採った卵子と精子を受精させたり、受精卵を育てたりしているからですから、
もう第二の親と言ってもいいかもしれません。
日々の仕事は、緊張の連続です。
作業も、顕微鏡をのぞきながらの細かい作業が多く、
その他、間違えのないようにいろいろな配慮が必要ですし
そして何よりも、お預かりした受精卵に対する責任。
私は多分、そのプレッシャーに耐えることができないと思います。
それだけ重要なお仕事。
今では、受精卵を預ける患者さんと
預かるエンブリオロジストさんとが、直接話ができるクリニックも
多くなってきましたが、今回の講座の中でも話が出てきましたが
まだまだ、エンブリオロジストさんは「縁の下の力持ち」。
赤ちゃんを望まれている方々を支援する、NPO法人「Fine」さんによると
当事者の方々も、もっとエンブリオロジストさんに直接相談したいと
思っていらっしゃる方も多いそうです。
そういうエンブリオロジストさんが集まって
研究の成果を発表しあい、情報を共有し、技術・知識を高めるための場所が
今回の学会。
すごい熱気を感じました。
これからもっと、エンブリオロジストさんとの距離が縮まるといいな、と思います。
そのために、ながいきや本舗でも何かできないか、考えて実行したいです。
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