こんにちは。神戸の「島」(!)にある老舗妊活サポート専門ショップながいきや本舗の店長で不妊カウンセラーの松村恭子です。
ようこそ、妊活アドバイスブログへ!
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
先日の東京最大規模の妊活イベントで、卵子凍結をされた女性と出会いました。
日本生殖医学会では、未受精卵子および卵巣組織凍結技術の適応について、
● 「医学的適応」悪性腫瘍の治療等、医学的介入による性腺機能の低下をきたす可能性を懸念する場合
● 「社会的適応」加齢などの要因により性腺機能の低下をきたす可能性を懸念する場合
と、病気が原因の場合と、環境や状況を鑑みて行う場合、とに分けていますが、彼女は後者の「社会的適応」。
つまり、健康体での卵子凍結です。
お聞きすると、独身の妹のことを考えて、お姉様にすすめられたとのこと。今のところ、パートナーはいらっしゃらないそうです。
以前は、前者の「医学的適応」のみだった卵子凍結も、日本生殖医学会でも、2013年11月に未受精卵子等の採取時の年齢は、40歳以上は推奨できない。
また凍結保存した未受精卵子等の使用時の年齢は、45歳以上は推奨できない。
という条件つきながらも、ガイドラインを発表しています。
ただ、いろいろな問題が存在します。
採卵には時間も費用もかかります。なにしろ、肉体的な負担も大きいです。
凍結後の保管料もかかります。
また、早いうちに採卵したからといって、すんなり妊娠できるとは限りません。
妊娠には当然精子が関係してきますし、子宮の着床環境も整えなくてはなりません。
いろいろな考え方があると思います。
正しいとか間違っているとか、存在しない。
でも、もちろん思う通りにいかないのが人生ですが、それでも、自分がこれからどうしたいか、どんな人生を送りたいか、それを真剣に考えた上での選択であってほしいと思います。
【日本生殖医学会ガイドライン】
社会的適応による未受精卵子あるいは卵巣組織の凍結・保存のガイドライン
【ご参考ください】
不妊治療専門医が語る「卵子凍結」のイマ
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ながいきや本舗店長で日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの松村と申します。
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