こんにちは。神戸の「島」(!)にある老舗妊活サポート専門ショップながいきや本舗の店長で不妊カウンセラーの松村恭子です。ようこそ、妊活アドバイスブログへ!
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
妊娠しやすさと体重の間には相関関係があるとされています。
太りすぎもよくないしやせすぎもよくない。
どちらも、妊娠にとって大切なホルモンのバランスを崩してしまうからです。
理想は、BMI(Body Mass Index)値が20から25と言われています。
BMI値の出し方は「BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m)」
体重を、メートルの身長で2回割ります。
いわゆる「美容体重」とは違います。
決してモデルさんのような体型になれ、と言っているのではないのでご安心ください。
でも体重のコントロールは正直、年々難しくなってきたな・・・と感じることはありませんか?
今年50歳になる私は今それをひしひしと感じています。
ダイエットの方法は巷にいろいろと出てきますが何が一番効果的なんでしょう??
紐解いていきたいと思います。
基礎代謝が7割
ダイエットの本などでも食事で摂取するカロリーと運動で消費するカロリーとの比較が載っていたりしますがいずれも、食事のカロリーの方がはるかに多いことに驚愕したこともあるのではないでしょうか。
例えば、カップめんの場合カップめん一食あたりのカロリーはだいたい400~600kcal。
一方、これまた例えば踏み台昇降で消費できるカロリーはおよそ100~200kcalです。
これでは何を食べても太るじゃないの!!
と思ってしまいますが実際はそうではありません。
実際、厚生労働省でも30歳から49歳の妊娠していない女性について運動の差を見込んでも推定エネルギー必要量として毎日1,700から2,300kcalとしています。
1,700とか2,300とか結構な量に思えますよね。
そんなに要るんだろうか?
でも、やはり要るんですね。
それは、からだの消費エネルギー代謝のうち基礎代謝が約7割を占めているからなのです。
基礎代謝とは
基礎代謝量とは「生きていくのに最低限必要なカロリー」ということです。
動物は、からだを休めている就寝時でも中の各臓器は動きを止めないように一見止まっているように見えて実は内部では、常に動いています。
それが基礎代謝であり、消費エネルギー代謝の約7割を占めるのです。
残りの3割は身体活動(運動・仕事・家事など)と特異的作用(食後に高進する栄養素の代謝)によるものです。
基礎代謝量が一番高いのは「筋肉」で21.6%を占めています。
次に、肝臓(21.3%)、脳(19.9%)、心臓(8.6%)、腎臓(8.1%)、脂肪組織(4%)、その他(16.5%)と続きます。
一番エネルギーが必要そうな「胃」はどうやら「その他」に入っているようで、私たちが考えている以上にはエネルギーは必要ないようです。
このように、「筋肉」が一番基礎代謝エネルギーを消費しているので、基礎代謝を上げるには筋肉量を増やせばいい、ということになります。
筋肉を増やすと?
筋肉量を増やすことで、まずは食べても太らないからだを作ることができます。
筋肉を増やす=ムキムキ、マッチョな印象なのでそんなからだを想像して嫌がる女性や柔らかさを求める男性は否定的な方もいらっしゃるかもしれませんが筋肉が増えると、血流が良くなるので
・低体温が解消
・免疫力アップ
・ストレスに強くなる
・美肌
・美髪
・ホルモンバランス
そして、なにより「太りにくいからだ」になります。
ダイエットの王道「食事制限」は?
古今東西、ダイエットで一番ポピュラーなのは「食事制限」でえすね。
食事を制限することは、確かに日ごろが「食べすぎ」の方には必要だと思われますが例えば「加齢」などで、食べすぎてもないのにやせにくい体質の場合は、逆にこの食事制限が逆効果になってしまいます。
食事制限でやせると、筋肉が減るので基礎代謝が減ることになります。
先程ご紹介したように、基礎代謝量に占める筋肉の割合は「21.6%」。それに対して、脂肪は「4%」。圧倒的に、筋肉の方が使います。
ですので、食事制限で減るのは脂肪ではなくて筋肉なのです。
食事制限で体重が減ったとしてもそれは筋肉量が減ること。
そしてその後、
耐え切れなくなるなどして食事制限を終了し、また食べるようになると今度は脂肪が増えていきます。
例えば、体重を5キロ減らして、リバウンドで5キロ増えた場合、「元に戻った」というは誤解で筋肉が減り、脂肪が増え基礎代謝が下がった、ということなのです。
実際は、筋肉より脂肪の方が軽いので同じ5キロでも、サイズは確実に太くなっています。
つまり、ますます「やせにくいからだ」になってしまうということなのです。
最適なダイエットとは
結局「太りにくいからだ」を作るには筋肉をつける、つまり「運動」が大切ということです。
だからと言って、では「ジムに行こう!」などたいそうなことをする必要はありません。
逆に過激な運動は、活性酸素を発生させて細胞のさび=老化を進めてしまう恐れがあります。
一番良いのは「歩く」こと。
これもいきなり長距離をガッツリ歩く、など、無理は禁物。
ただ、習慣にすることは必要ですからまずは、毎日5分多めに歩くことから始めましょう。
そしてだんだん時間と距離を伸ばしていけば良いのです。
筋肉をつけることは、体質改善なので多少時間はかかりますがでも、毎日のように定期的に行えば必ずからだは変化してきます。
毎日、少しずつ、確実に、運動。
それが「太りにくいからだ」を手に入れる秘訣。
妊活だけでなく、その後の子育て、自分の人生のためにもぜひ始めましょう。
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ながいきや本舗店長で日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの松村と申します。
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