アグリマックスの生みの親
ニチモウバイオティックス藩先生が開発したイムバランス。長年にわたる研究の歴史をご紹介します。
大豆研究の第一人者といってもよい藩先生が独自の麹菌発酵技術で特許も取得しています。
2011年8月5日 幹細胞増強素材として特許権を取得
(特許第 4795618 号)
準致死量の放射線(8Gy)を浴びせ、骨髄に重大な損傷を与えた後、ドナーマウスから移植された造血幹細胞の増殖能を比較する試験を実施しました。 その結果、マウスの骨髄細胞に対し強い増殖活性を与えたことを確認し、幹細胞増強素材として用途特許を取得しました。
2014年10月3日 花粉症改善用素剤として特許権を取得
(特許第 5624706 号)
2006年に実施した花粉症予防効果の臨床試験において、くしゃみ、眼のかゆみ、なみだ目、鼻水、口蓋・喉の腫れの症状、および日本版鼻結膜炎の QOL が前年と比べ、およそ85%の有効性が確認され、花粉症改善素剤として用途特許を取得しました。
「イムバランス」論文発表 7本
- 2015年 「イムバランス」小児アトピー性皮膚炎に対する効果 ※1
- 2012年 「イムバランス」アトピー性皮膚炎の痒み改善効果(マウス試験)※2
- 2009年 「イムバランス」アレルギー反応の抑制効果 ※3
- 2008年 「イムバランス」Th1型反応とTh2型反応の調整効果 ※4
- 2007年 「イムバランス」スギ花粉症の緩和効果 ※5
- 2007年 「イムバランス」食物アレルギー反応抑制効果 ※6
- 2001年 「イムバランス」造血幹細胞増強効果 ※7
※1:麹菌発酵大豆培養物及びビフィズス菌が小児アトピー性皮膚炎に及ぼす効果に関する研究~パイロットスタディ~.アレルギー・免疫,22: 96-102, 2015.
※2:アトピー性皮膚炎自然発症(NC/Tnd)マウスを用い発酵大豆培養物『イムバランス』のアトピー性皮膚炎の痒み改善効果( Supplementation of the fermented soy product ImmuBalanceTM effectively reduces itching behavior of atopic NC/Tnd mice.)Journal of Dermatological Science 67: 130–139, 2012.
※3「新しい発酵食品―イムバランスによるアレルギー反応の抑制効果」,温故知新.46: 101-111, 2009.
※4ピーナツアレルギーモデルマウスに対する麹菌発酵大豆培養物製品(イムバランス)の療法的な効果は、Th1型反応およびTh2型反応の調節と関連している(Therapeutic effects of a fermented soy product on peanut hypersensitivity is associated with modulation of T-helper type 1 and T-helper type 2 responses.) Clinical and Experimental Allergy 38: 1808-1818, 2008.
※5スギ花粉症の臨床症状緩和における新規栄養補助食品素材である『イムバランス』の有効性:パイロット研究(Effects of a novel symbiotic, ImmuBalance a food supplement in relieving clinical symptoms of Japanese cedar pollinosis: A pilot study.)Clin Exp Pharmacology Physiology 34: S73-S75, 2007.
※6「新しい発酵食品(イムバランス)における食物アレルギー反応の抑制効果」,アレルギー臨床.27: 69-74, 2007.
※7「大豆の発酵培養物(ImmuBalance:旧名:ImmuSoy)とイソフラボンアグリコン抽出物(AglyMax)のマウス脾コロニー法による造血幹細胞増強効果」,医学のあゆみ.196: 169-170, 2001.
「イムバランス」学会発表 8本
- 2009年 「イムバランス」アトピー性皮膚炎改善効果 ※1― 第59回日本アレルギー学会
- 2008年 「イムバランス」アトピー性皮膚炎改善効果 ※2― 第8回国際大豆シンポジウム
- 2007年 「イムバランス」スギ花粉症の緩和効果 ※3― 米国アレルギー・アトピー・喘息免疫学会総会
- 2006年 「イムバランス」食物アレルギー反応の抑制効果 ※4― 第56回日本アレルギー学会
- 2006年 「イムバランス」スギ花粉症の緩和効果 ※5―第9回日本補完代替医療学会学術集会
- 2006年 「イムバランス」ピーナツアレルギー反応抑制効果 ※6―第6回食物アレルギー研究会
- 2005年 「イムバランス」ピーナツアレルギー反応抑制効果 ※7―第42回日本小児アレルギー学会
- 2005年 「イムバランス」ピーナツアレルギー反応抑制効果※8―第6回国際大豆シンポジウム
※1:「ImmuBalanceのアトピー性皮膚炎改善効果 1.NC/Ngaマウスを用いた前臨床試験」 第59回日本アレルギー学会.2009年10月・秋田
※2:Effects of ImmuBalance on atopic dermatitis: preclinical study using atopic NC/Nga mice.(日本語:ImmuBalanceのアトピー性皮膚炎改善効果:NC/Ngaアトピー皮膚炎マウスを用いた前臨床試験)第8回国際大豆シンポジウム,2008年9月・東京
※3:Effects of a novel symbiotic, ImmuBalance, as a food supplement in relieving clinical symptoms of Japanese cedar pollonosis: A pilot study.(日本語:スギ花粉症の臨床症状緩和における新規栄養補助食品素材である『イムバランス』の有効性:パイロット研究):2007年米国アレルギー・アトピー・喘息免疫学会総会.2007年2月・サンディエゴ
※4:「食物アレルギー反応の抑制におけるイムバランスの効果」第56回日本アレルギー学会.2006年11月・東京
※5:「新しい発酵食品(ImmuBalance)のスギ花粉症に対する臨床効果」第9回日本補完代替医療学会学術集会.2006年10月・大阪
※6:「ピーナツアレルギー反応の抑制における発酵大豆培養物(イムバランス)の効果」:第6回食物アレルギー研究会.2006年1月・東京
※7:「ピーナツアレルギー反応を変えるため補助食として発酵大豆培養物(イムバランス)の効果」 第42回日本小児アレルギー学会.2005年11月・福井
※8:Effects of ImmuBalance as a food supplement for altering peanut allergic reactions.(日本語:ピーナツアレルギー反応を変えるため補助食として発酵大豆培養物(イムバランス)の効果) 第6回国際大豆シンポジウム,2005年11月・シカゴ
「イムバランス」の免疫についての働きの一つを分かりやすく解説!