先日いただいたご相談をシェアさせていただきます。
Q:卵子の質の改善や低AMH対策はありますか?
A:
卵子の質を上げるために私がいつもお伝えしているのは、まず「バランスの良い食事・適度な運動・十分な睡眠・ストレス発散」です。
「え、それ?」と思われるかもしれませんが、これがとても重要です。
なぜなら、からだの土台がこれで作られるからです。結局土台がしっかりしなければ、高度な治療もサプリメントも効率よく発揮されません。そして、意外とこれらが充実していない方が多いのです。
さらに心がけたいのは「ミトコンドリアの活性化」「抗酸化」「血流」です。
つまり、ミトコンドリアでたくさんエネルギーを作り出してもらって、細胞の新陳代謝を活発にする、抗酸化で細胞を錆びさせない、血流をよくしてお薬やサプリメントの効果、ホルモン、栄養をきちんと卵巣や子宮に届ける、ということです。
また、ビタミンDも卵子を育てるのに大切な栄養素です。
ビタミンDは紫外線を浴びることで体内に作られるので、お散歩を日課にされるといいと思います。
AMHは、原始卵胞から発育した前胞状卵胞から分泌されるホルモン。
つまり成長する途中の卵胞が反応して出しているので、原始卵胞の数は予測はできても、イコールではありませんし、原始卵胞はあっても反応しなければAMHは上がりません。
また、卵子一つひとつの質を表すものでもありません。
なので、反応するよう卵子をしっかり育てることが肝心。
つまり、卵子をしっかり育てることが、卵子の質やAMHの改善につながるということですね。
ご相談者様が「もうちゃんとやってます!大丈夫です!」ということであれば、安心です、ぜひこれからも続けてください!
もし足りないな、と思われるところがあれば、補ってまいりましょう。
それだけでもだいぶ違ってきます。だまされたと思って(!?)やってみてください!!
妊活中におこなったからだ作りは、そのまま妊娠中、出産、子育てに耐えうるからだ作りにつながります。
今だけでなく将来を支える宝となるのです。
ぜひ今、しっかりおからだを作っていってくださいね!!