近年、ビタミンDと生殖の関係が取り上げられています。
※ こちら(妊活ブログ:ビタミンDと妊活の関係)もご参照ください。
妊娠や妊娠のためには、ビタミンDの不足には気をつけた方が良いようです。
ビタミンDが不足しているかどうかは、血中のビタミンD濃度(25-OH-VitD)で判断できます。
この濃度が、30ng/ml以上だと十分、30-50ng/mlだと最適、20-30ng/mlだと不十分、20ng/ml未満で不足、10ng/ml以下は潜在性ビタミンD欠乏症とされています。
では足りない場合、例えばどれだけビタミンDのサプリを一日に摂った方がよいかは、人に寄って違います。
なぜなら、吸収率の問題だけでなく、ビタミンDは紫外線を浴びることでも体内で産出されますので、生活の仕方によって違うからです。
なので、ビタミンDの血中濃度を見ながら、目標の数値に近づけるように、ご自身でビタミンDの摂取量を調節することになります。
なお、日本人のビタミンDの一日の目安は、成人8.5μg(上限100μg)/妊婦さん7.0μg/授乳中の女性8.0μgとされています。
ただ先程も申しました通り、基準は血中濃度なので血中濃度が足りない分補給する、という考え方になります。
ちなみに妊活においては、血中ビタミンD濃度は30 ng/ml (75 nmol/L) 以上が妊娠を目指す場合に必要な量とされています。
血中濃度を1ng/ml増やすのに2.5μg必要だと言われていますので、例えば、血中濃度が25ng/mlで30ng/mlにしようと思うと、計算上では12.5μgの摂取が必要、ということになります。
日本不妊カウンセリング学会認定 不妊カウンセラー 松村恭子
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ながいきや本舗店長で日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの松村と申します。
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