今や深刻な社会問題になっている少子化、それにつながるのが不妊体質です。
また「そろそろ子供がほしい」と思っていてもなかなかできず既に数年経ってしまった、もしかして不妊体質?と心配になっている方もいらっしゃるかもしれません。
実は「妊娠できない」わけではないけれど「妊娠しにくい」体質というものは確かに存在します。
そしてその不妊体質は、原因を取り除けば改善できるものもたくさんあるのです。
ですから、不妊体質であっても生活を見直すことで妊娠できることも十分可能だと言うことになります。
まずは自分が「不妊体質なのか」をチェックすることから始めてください。
月経の異常
不妊体質の女性には共通の特徴があると言われます。
まず一番に挙げられるのは、月経(生理)についての問題です。
月経周期が異常に長かったり短かったりする人や量が異常に多いまたは少ない、生理中の体調悪化があまりにも顕著である(極端な腹痛等)など月経の異常があると不妊体質に直結しやすいです。
このように月経に異常がある場合はすぐに婦人科を受診して医師の指導の下正常な月経を取り戻すようにしましょう。
冷え体質
不妊体質の女性に共通する特徴の一つに「冷え体質」があります。
体が冷えていると言うことは体の各器官の活動が低下していると言うことですから、もちろん生殖器官の活動も弱まってしまいます。
たとえば、必要な栄養素やホルモンが運ばれにくいなどです。
体が冷えている人は「血管が細い」とか「手が冷たい」「皮膚の血色が悪い」などの特徴があります。
冷え性の改善のためにはバランスの良い食事と適度な運動が大切です。
食べ過ぎもダイエットも厳禁で、1日3食バランス良く食べるよう心がけましょう。
また生姜ドリンクなど体を温める食材を摂ることもおすすめです。
外見の特徴
不妊体質の女性に共通する外見の特徴として、細すぎる・太りすぎているという体型的な特徴や、足裏がカサカサであるなどの特徴があります。
これらの状態も結局はバランスの悪い食生活や生活の乱れが招いている現象ですから、生活スタイルの改善によって脱却できるでしょう。
性感染症・骨盤腹膜炎・子宮筋腫・子宮内膜症の既往症
以前に性感染症や骨盤腹膜炎にかかったことがある方は不妊のリスクが高まると言われています。
また、以前に子宮筋腫や子宮内膜症があると指摘されたことがある方も要注意です。
これらがある方はない方よりも不妊のリスクが高まります。
心当たりがある方はお早めに婦人科を受診し、必要ならば医師の指導の下適切な治療を受けるようにしましょう。
男性側の不妊因子
不妊の原因は男性側にあることもあります。
たとえば男性が幼少期にヘルニアや睾丸関係の病気で手術を受けたことがある場合は注意が必要です。
おたふく風邪にかかった際に高熱が続いたり睾丸炎を起こしたことがある男性もリスクが高いとされています。
さらに成人してからのリスクとしては糖尿病の男性は不妊になりやすいです。
ですので、心当たりのある方はお早めに内科等適切な病院を受診し治療しましょう。
不妊の問題は夫婦2人で乗り越えなければなりません。
もし自分たちで改善が見込めない場合は専門家に相談することをオススメします。
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