一口に「あぶら」と言っても、漢字で書くと「油」と「脂」の二つがすぐに思い浮かぶと思います。
栄養素の「脂質」という場合、「油質」とは書きませんよね。
それはなぜでしょうか??
「油」とは、常温や室温で液状のものを指します。オリーブオイルとかサラダ油とかがそうですね。
一方「脂」とは、常温で固体のものを指します。なので、バターやお肉の脂身などは「脂」の方です。
常温で「液体」か「固体」かで「油」か「脂」に分かれるのですがなぜそうなるかというのは「融点」の違いにあります。
「融点」とは、溶け出す温度のことですが、油と脂では、それぞれの構造が違うので融点も違ってくるのです。
栄養素の「脂質」は、いくつかの脂肪酸が組み合わさってできていますが脂肪酸は、主に動物油に多く含まれる「飽和脂肪酸」と植物油や魚油に多く含まれる「不飽和脂肪酸」に分けられます。
飽和脂肪酸は、常温で固体で融点が高いため、摂りすぎるとコレステロールを増やしてしまいます。
一方、不飽和脂肪酸は、常温で液体で融点が低いため、コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。
脂肪の種類と融点の違い
【飽和脂肪酸を多く含む食品】
乳脂肪(主成分:カプリル酸)→ 融点32℃
バター(主成分:ミリスチン酸)→ 融点54℃
動植物油脂(主成分:パルミチン酸)→ 融点63℃
【不飽和脂肪酸を多く含む食品】
サフラワー油(主成分:リノール酸)→ 融点-5℃
しそ油(主成分:α-リノレン酸)→ 融点-11℃
魚油(主成分:イコサペンタエン酸 IPA)→ 融点-78℃
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