こんにちは。神戸の老舗妊活サポート専門ショップ「ながいきや本舗」店長兼不妊カウンセラーの松村です。
ようこそ、妊活ブログへ!
今回は、プロラクチンとストレスと冷えについてお話したいと思います。
今回もぜひ最後までお付き合いくださいね。
プロラクチンとは
すでにご存知の方も多いかと思いますが、「プロラクチン」とは、妊娠、出産に大きく関わるホルモン。
脳の下垂体前葉というところから分泌され、妊娠中はこのプロラクチンが増えると乳腺が発育しますし、出産後は乳汁の分泌を促します。
また、授乳期間中はプロラクチンの血中濃度が高まることで、ママの排卵を抑制し、その間は妊娠しない仕組みになっているのです。
人間って、本当にうまくできていますね。
でも、このプロラクチンが、授乳期でないにもかかわらず高いことがあるのです。
プロラクチンが過剰になると排卵を抑制してしまうので、赤ちゃんが授かりにくくなったり、流産の原因になることも。
なので、妊活中の方は要注意です。
高プロラクチン血症とストレス
プロラクチンホルモンの分泌が高すぎて、乳汁分泌や無排卵月経などを起こすようになった症状を「高プロラクチン血症」といいます。
「高プロラクチン血症」の原因は様々で腫瘍や甲状腺の場合もありますが、そうでないものについては、ストレスが大半を占める、という情報があります。
その仕組みを簡単にご説明すると・・・
ストレスがかかると、からだを統制している自律神経が乱れます。
そうすると、ホルモン分泌の指令塔である脳の視床下部も混乱してしまい、プロラクチンも過剰に分泌されるようになってしまうのです。
また、血流も悪くなりますので、その結果、からだの冷えを感じることもあります。
高プロ対策にはからだを温めよう
ストレスが高プロラクチン血症の原因の一つ。
ならば、ストレスを減らしたり防いだりすることが一番の対策・・・というのは自明の話ですが、ストレスはダメだとわかっていてもむこうから寄ってくるものなので、実際は避けることはとっても難しいですね。
ましてや、一度取りついたストレスの大元を根こそぎ解決するのは、至難の業。
でもやっぱり、ストレスが及ぼす影響からは逃れたい・・・
その場合は、この悪循環のどこか一つを好転させると、一気に好循環のループに移ることができます。
一番早いのは「からだを温める」ことです。
とにかくまず、からだを温める。
そうすることで、自律神経の交感神経が優位だった状態が逆転し、副交感神経優位となって血液循環が良くなります。
と同時に、脳の視床下部の命令も落ち着きを取り戻し、プロラクチンの分泌も正常な状態に戻っていく、と考えられます。
ストレスは、プロラクチンの過剰な分泌と冷えを引き起こします。
でも、ストレスにまともにぶつかるよりも先に、一番手頃な「冷え」を解消することで、プロラクチンホルモンの分泌も良い方向へ向かいます。
まずは、冷えを解消しましょう!
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ながいきや本舗店長で日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの松村と申します。
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