こんにちは。神戸の島にある、妊活サポート専門ショップ「ながいきや本舗」の店長を務めさせていただいております、松村恭子と申します。
日本不妊カウンセリング学会認定の不妊カウンセラーとしてまた、妊活アドバイザーとして活動しています。
今日は、いまやお馴染みとなりましたビタミンCについて少しお話したい思います。
ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに抗酸化作用を持つ栄養素として、妊活の現場でも、いまやなくてはならないものですね。
特に、老化=酸化 なわけなので、それに「抗う」作用、つまり抗酸化作用が高いビタミンCは精子や卵子の老化防止のために、必須の栄養素です。
ビタミンCと過剰摂取
ただビタミンCはあまりに一般的になってしまって逆に、実はよく知られていないのも事実。
例えば、ビタミンなどはサプリメントで補うことも多いですがそこで話題になるのが、過剰摂取ということ。
ながいきや本舗にもよくお問い合わせいただきますがビタミンCについては過剰摂取を心配するより逆に十分摂れているかどうかを心配した方がいいでしょう。
体内と体外で見ていくと・・・
【体内では】
◎作れない!
◎貯蔵できない!
◎消費される!
【体外では】
◎壊れる!
◎流れる!
など、過剰摂取どころか、十分な摂取が難しいものなのです。
貯蔵できない!わけ
ビタミンCは水溶性のため、一度にたくさんとっても体内に貯めておくことができず、汗や尿などで体外に排出されてしまいます。
なので、毎食なんらかの形で欠かさずに摂ることが大事になります。
消費される!わけ
ビタミンCの作用の一つが抗酸化。
つまり、活性酸素と戦う栄養素なのですがこの活性酸素は、生活習慣の乱れ、食生活、睡眠不足、運動不足からストレスや環境汚染など、現代ではありとあらゆる場面で出やすいものとなっています。
なのでそれに抗うため、ビタミンCを摂っても摂っても常に消費されてしまう、というわけです。
壊れる!わけ
ビタミンCは大変繊細な栄養素です。
野菜や果物に多く含まれていますが、収穫した直後から徐々に減少し、冷蔵庫に保存しても減っていきます。
また、熱にも弱いので、加熱調理によっても壊れやすいのです。
例えば、ほうれん草をゆでた場合の残存率は生のほうれん草を100%とすると
1分ゆでる → 74%
2分ゆでる → 61%
3分ゆでる → 48%
5分ゆでる → 40%
と、5分ゆでると半分以上減ってしまうのがわかります。
流れる!わけ
なんと野菜や果物に含まれるビタミンCは、洗ったりするだけで、水に溶けて流れてしまいます。
理想は、取れたてをさっと洗って、そのまま食べる!
このように、ビタミンCはとっても摂りにくい栄養素ですが妊活にとっては、男女とも大変重要な栄養素でもあります。
日常の調理を工夫したり、サプリメントで補いながら一方では、一番の原因の「活性酸素」を出さない生活を工夫しながら効率よくビタミンCを摂っていきたいものですね。
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ながいきや本舗店長で日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの松村と申します。
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