「酵素ドリンク」「酵素ダイエット」など、「酵素」という言葉を、最近よく耳にするようになりましたが、そもそも酵素とはなんでしょうか?
酵素の役目
酵素は、私たちのからだの中で、食べ物の消化・吸収や、ホルモンなどからだに必要な活性物質の合成・分解を助けたりします。
決して主役ではありませんが、人間が元気に生きていくうえで欠かせない、重要な脇役、介添え役のようです。
なので、酵素がからだの中から不足してしまうと、食べ物を消化・吸収ができなくなったり、老廃物などがからだの中に溜まってしまいます。
また、新陳代謝もにぶくなって、血液がドロドロしたものになっていきます。
酵素を機能させるには
酵素は、体温が37度のとき一番活発に機能します。
もし体温が低いと
酵素が働かない
↓
食べ物が消化・吸収できない
↓
栄養素が取れない・ホルモンが作れない
↓
栄養・ホルモン不足
↓
器官が機能不全
となります。
逆に、体温が適正であれば
酵素が働く
↓
食べ物が消化・吸収できる
↓
栄養素ができる
↓
血液の循環が良い
↓
栄養素が各器官に行き渡る
↓
各器官が正常に機能
と、酵素が働き、正常な循環にはいるわけです。
そうすると免疫力がつき、各器官を働かせている交感神経もスムーズとなり、自律神経のバランスも取れてきます。
酵素と血流
このように、酵素が働くことで、ドロドロ血がサラサラになって血流が良くなり、血流が良くなることで体温が正常値となり、酵素も働く、ということになります。
つまり、「血流」と「酵素」は持ちつ持たれつの関係にある、ということです。
酵素の活性化を狙うのであれば、血流を良くすることがマストとなります。