タイミングは”タイミング”よりも”回数” | ながいきや本舗妊活情報サイト

不妊カウンセラーマツムラの妊活アドバイス

タイミングは”タイミング”よりも”回数”

妊活しよう!と決めて、一番初めにトライするのは「タイミング法」ではないでしょうか。

タイミング法とは、排卵日を推測してその日付近に性交を行う方法ですね。

排卵日を推測する方法としては

・基礎体温

・排卵検査薬

・病院でタイミング指導

があり、例えば排卵検査薬だったら、反応が出た日と翌日は妊娠しやすい日ということになります。

ただ、妊娠率が一番高いのは排卵日当日ではなく、排卵日2日前です。

それはなぜでしょうか?

排卵した卵子が受精できる時間は約1日。

それに対し、男性の精子は3~5日生きています。

なので、排卵して卵管采から卵管に卵子が移動した時、すでに精子がいればgood timing!

また、子宮の入口から卵管膨大部まで17~20cmの距離がありますが、精子は早いもので5分ぐらい、15分から遅くとも40分ぐらいで卵管膨大部に到達します。

でも、射精された精子のうち、受精の行われる卵管膨大部まで到達できるのはごく僅か。数千万から1億個の精子のうち、到達できるのは千個に満たない数と思われます。

そもそも排卵日とその時間を事前に正確に特定することもできませんしね。

意外と、卵子と精子が出会って受精して子宮内膜に着床して、それが維持されて妊娠成立、という確率は低くて、一回のタイミングで20%くらいと言われています。

だから、排卵日とその次の日だけタイミング、というのは、すごく難しいのです。

研究によっても、妊娠率は性交渉の回数が多ければ多いほどあがる、ということがわかっています。

先程言ったように、精子は3~5日生きていられのですから、その日数より短い間隔(つまり3~5日に1回以上)でタイミングを取っているカップルは、いつ排卵があっても精子が卵管で卵子を待っていることになります。

その状態だと、妊娠の機会は断然多いですよね。

とはいえ、やっぱり回数多くはできない、というカップルも多いかもしれませんね。

その多くできない原因が、排卵日を意識しすぎた結果のプレッシャーであれば、そういうことで排卵日を気にせず、とにかくしたい時にしたらいいと思います。

排卵日の呪縛から逃れましょう。

そうでなくて、タイミングが痛いとか不快、とかタイミングそのものに問題があるなら、潤滑ゼリーを使ったり体位を変えたりしてタイミングの仕方を二人で工夫してみてください。

それでも痛ければ、婦人科に行って治療しましょう。

疲れてすぎてしたくない、ということであれば、シリンジ法を使うのがおすすめです。

とにかく、タイミングを気にせず、タイミングを楽しむこと。

もともと人間にとってタイミングは、愛情表現の一つ。そこを思い出して!

◎おすすめの潤滑ゼリー → ポジティブサポート

◎シリンジ法 → シードイン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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