こんにちは。
神戸の老舗妊活サポート専門ショップ「ながいきや本舗」店長兼不妊カウンセラーのマツムラです。
ようこそ、妊活ブログへ!
今回も、どうぞ最後までお付き合いくださいね。
さてさて、近年よく耳にするようになった「DHEA」。
「DHEAのサプリメントを摂っています」という方のお話も、よくいただくようになりました。
でも実は、DHEAのサプリメントは、日本では販売禁止。医薬品だったら許されていますが、あまりみかけません。
なので、摂る場合は、個人で海外で輸入するか、まとめて輸入しているクリニックに処方してもらうしかありません。
そのクリニックも、誰彼に処方しているのではなく、ある基準を決めて、それに合った患者様にすすめておられます。
それほど入手が困難なDHEA。でもなぜ注目されるのか、その辺りをご紹介したいと思います。
そもそもDHEAとは?
DHEAとは「デヒドロエピアンドロステロン Dehydroepiandrosterone」の略称で、主に副腎皮質でコルチゾールを材料に作られる、男性ホルモンのテストステロンや、女性ホルモンのエストロゲンの前駆体、つまり前の形のホルモンです。
ヒトの老化の代表的な指標とされていて、「アンチエイジングホルモン」と呼ばれています。
卵巣から分泌されるエストロゲンが減少した際のサポートとして注目されています。
しかし、副腎皮質が疲れて機能が低下してしまうと、DHEAの分泌が不十分となってしまい、卵巣からのエストロゲンにプラスして、副腎皮質からのエストロゲンも減ることになります。それは更にエストロゲンの分泌の低下することとなり、その結果、ホルモンバランスの乱れ、卵巣機能低下につながってしまうのです。
DHEAの効用
◎ 卵巣機能低下対策
◎ 更年期障害対策
◎ 抗肥満作用
◎ 抗うつ作用
◎ 筋肉をつける(ただし、アスリートが使うとドーピングになる)
◎ 免疫力を高める
◎ ED(勃起不全)対策
DHEAを使用しない方が望ましい方
× 妊娠中または授乳中の方
× 35歳以下の女性、18歳以下の男性
× 乳がんや子宮体がんなどのホルモン依存性悪性腫瘍の方、またはその既往がある方
× 前立腺肥大もしくは前立腺がんの方、あるいはその既往、または家族歴がある方
× 心疾患のある方、あるいはその既往、または家族歴がある方
このように使い方には難しいところがあるため、ある不妊治療専門クリニックでは、DHEAサプリメントを処方する患者さんを
・ 高度生殖医療における良好卵が得られない方
・ 早発閉経
・ 更年期障害
・ その他、医師が必要と認めた場合
に限定されています。
現状、DHEAサプリメントは国内生産は禁止のため、海外のサプリメントに頼らざるをえませんが、その品質については国内の保証はなく、海外でよいからと言って、日本人の体質やからだの大きさに合っているとは限りません。
なので、自己判断で摂るのは止めた方がよいと思います。
AglyMaxとDHEA
結局、DHEAサプリメントに頼らず、DHEAの分泌を安定化させるのが一番。
もちろん、そのためには副腎皮質を疲れさせないことが大切ですが、計らずしもそうなった場合、どうしたらよいでしょうか。
実は、ダイゼインリッチアグリコン型イソフラボン「AglyMax」がそのサポートをいたします。
AglyMaxは、代謝にかかわるいくつかの酵素を抑制することにより、DHEAの産生を高めます。
またAglyMaxは、同時に、DHEAからテストステロンやエストロゲンの過剰な代謝も抑制します。
このように、AglyMaxは、エストロゲンには直接影響を与えずに、DHEAの産生を促進することが確認されました。
つまり、AglyMaxを摂ることにより、DHEA自己産出能力を高めることができるのです。
ここで重要なのは、それは「AglyMax」と名前がついた、特別なダイゼインリッチアグリコン型イソフラボンでなければ、その作用は確認されていない、という点です。
どんなイソフラボンでも、DHEAの産生を促進するわけではないのです。
ちなみに、この「AglyMax」には「着床に不可欠な因子LIFの分泌を促す」ということも、認められています。
これも、「AglyMax」と名前がついた、特別なダイゼインリッチアグリコン型イソフラボンでしか、その作用は確認されていません。
どんなイソフラボンでも、同じ作用を持っているわけではない、ということは、ちゃんと覚えておいていただきたいと思います。
いずれにしても、特別なダイゼインリッチアグリコン型イソフラボン「AglyMax」を有効に利用して、DHEAの分泌を増やし子宮の着床環境を整えて、早く願いが叶うからだを作っていただきたいと思います。