昨日、大阪都構想の是非を問う住民投票が行われ、結局僅差で「反対」が勝った。
その前日、大阪の街に行ってみると、「反対」のパレードや「反対」を叫ぶ宣伝カーが
声高に反対とその理由を述べていたが、大阪市民でない自分にとっては
明確な理由は聞こえてこず
例えば「都構想になって、東京と同じになっていいんですか?大阪の文化を守ろう!」と言われていたが
都構想と文化とは、全く別の土俵の問題ではないかな、なんて、生意気にも首をかしげてしまった。
その反対を受け、橋下徹市長が投票結果を受けて、会見に応じていたが
「負けは負け」「任期満了したら政治家を引退する」と、
大変さばさばした表情は、橋下さんらしい、と言うべきだろうか。
橋下さんの政治家人生は、7年半くらいだが
ネットを検索すると、なった当初から昨日までの変遷が写真で出ていて
なんだかぐっときてしまった。
最初は、タレントくさいチャライ感じだったのが、若く高い理想を持った青年(すでに38歳だったが)のようになり
しかし実際、維新の党を立ち上げ、大阪府知事になり、大阪市長となり、都構想の住民投票を実現するまでの間に
しわは刻まれ、白髪は増え、多難な過程がにじみ出た顔になったと思う。
私は特に、橋下さんが好き、とか、維新の党を支持している、とかは全くない。
大阪市民でもないので、これまでの一連の動きを詳しくはしらないけれど
でもその顔を見て「あ、大変やったんやな」と、まるで自分の子供を見るように、切ない。
全く女性的感情論なのだが。
そして思ったのだ。努力しても頑張っても、叶わないことは、たくさんあるし、だれだってある。
こんなに努力しても、こんなに気持ちを注いでも、叶わないことがあるのだ。
そしてそれは、だれでも、どんな年代になっても、容赦なくある。
それは、肝に銘じておかなくてはならないのではないかと思う。
それが人生だ。
だけど、それはあくまでも、短期的な見方だ。
この努力は今叶わなくとも、もしかすると10年後、意外な形で実を結ぶことも、あるかもしれない。
今回の都構想についても、今は実現すべきタンミングではなかっただけで、もしかすると
また再燃し、私が死んだ頃には、そうなっているかもしれない。
少なくとも、この判断が、これからの市運営に大きく影響することは間違いないだろう。
そうやって、努力や奮闘の結果は、自分の思う通りの結果ではなくとも、
必ず、別の時期や別の機会、そしてもしかすると、別の人間に影響を及ぼすのだ。
だから、そこに絶望はいらない。
ただただ、叶えたい願いがあるのであれば、結果を恐れず進んでいくしかないのだ。
橋下さんの会見を聞きながら、そう思う今日の朝。
橋下徹氏、笑顔で引退表明「大変幸せな7年半、本当に悔いがない」【会見詳報】
http://www.huffingtonpost.jp/2015/05/17/hashimoto-declared-retirement_n_7301820.html
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