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2024年6月からAMH検査が一般不妊治療でも保険適用に

AMHとは、抗ミュラー管ホルモンと言って発育途中の卵胞から分泌されるホルモンのこと。
血液中のAMHの濃度を調べて、卵巣予備能(卵巣に残っている卵子の数)を判断します。

2022年4月に不妊治療が保険適用になってからこれまで、このAMH検査の費用が保険適用になるためには「調節卵巣刺激療法の治療方針の決定を目的」としたときのみ、とされていました。

そして2年が経った今年4月に行われた診療報酬の全面改定により、今年6月からAMH検査は一般不妊治療、つまりタイミング法や人工授精にも保険適用されることになりました。(ただし検査頻度が6ヶ月に1回までです。それ以上頻繁に検査する場合は保険適用外となります)

AMH検査の費用は、自費の場合大体5,000円〜8,000円くらいが相場ですが、保険適用になると自己負担額1800円くらいになるようです。

AMH検査はあくまでも「数」を推測するものであって「質」が調べられるものではありません。
ただ、卵子の数がおおよそ把握できれば、妊娠可能な期間について目安がつけやすいので、これからの妊活について考える参考になります

どんな妊活の仕方をするにしても、私は、まずは男女二人とも年齢問わず、今の自分のからだが妊娠できる状態にあるかどうかの検査は受けた方がいいと思っています。
卵管の詰まりは西洋医学でしか解決できませんし、排卵しているか、精子がいるか?元気かどうか、は見た目では全然わかりません。

その中にAMH検査も加えてほしいです。

AMH検査をはじめ不妊検査については、助成金を出している自治体も多いです。
まだ検査せずに妊活をしている方がいらっしゃったら、この機会にぜひ検査していただきたいと思います。

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