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生理不順な場合のタイミング

生理が不順な場合、基礎体温を測ってもガタガタで、どの日が排卵日か超予測しづらいですよね・・・

そもそも正常な生理ってどんな周期なんでしょうか?

<正常周期、異常周期>

日本産科婦人科学会(多くの産婦人科のドクターが所属する学会)は
「月経周期は月経の初日から次の月経開始の前日までの期間で、25日~38日、
その変動は6日以内とされ、これを正常周期と呼びます」
としています。

つまり、生理周期は25~38日で、生理期間は6日以内が正常で
生理周期が24日以内だったり(頻発月経)39日以上空いたり(稀発月経)、そもそも周期がバラバラだったり、生理期間が短かったり(過短月経)長かったり(過長月経)するのは、月経異常とされるのです。

月経異常の原因は、一番はホルモンバランスが崩れていることですが、ホルモンバランスの崩れ自体の原因は、ストレス、疲労、無理なダイエット、多忙、睡眠不足、不規則な生活、子宮や卵巣、甲状腺などの病気、などさまざま。

生活自体に特に問題がないけれど月経異常が続く場合は、子宮や卵巣、甲状腺などの病気が原因の可能性があるので、まずは病院で診察を受けましょう。

日常生活を振り返り思い当たることがある場合は、まずはそこから改善しましょう。

<生理不順だけどタイミングを取るには?>
結論を言う前に、妊娠の過程をおさらいさせてください。

妊娠の過程は

卵巣の卵胞内で卵子が育つ

卵巣の卵胞から卵子が飛び出る(排卵)

精子と出会い受精

受精卵が子宮内膜に潜り込む(着床)

妊娠成立

つまり「排卵」が第一歩と言えます。
生理周期が28日の場合は、生理が終了した頃から一週間後くらいに排卵します。つまり生理周期の真ん中くらい。
生理周期が安定している場合は、基礎体温を測ることで排卵時期の目安がつきやすいですが、生理が不順な場合は基礎体温もガタガタのことが多く、いつ排卵したかわかりづらいです。

なので、そういう場合排卵日を知るには、自分のおりものと排卵検査薬に頼るといいと思います。

排卵前、卵巣から分泌されるエストロゲンが上昇し、一定の濃度を超えると、脳の下垂体からLH(黄体形成ホルモン)が大量の分泌され(LHサージ)、排卵を促します。
その大量分泌から34~36時間、分泌のピークは10~12時間で排卵が起こります。

一般的に、排卵が近づくと、エストロゲンの上昇でさらさらと粘り気の少ないおりものが出るようになります。

そして排卵検査薬は、尿中のLHサージを検知して、排卵を予測します。

ただ、妊娠率が一番高いのは、排卵日ではなく、排卵日の2日から3日前。

なので、おりものが出始めたら、タイミングを始めましょう。そして排卵検査薬が陽性の間は、なるべく多くタイミングを取ることが大切です。

<生理周期が安定していても>

いずれにしても、生理周期が安定していても、排卵日を事前に正確に知ることはできません。
人間のからだは機械ではないので。

だから、生理周期が安定してたら排卵日だけタイミングを取っても成功するよね!?ということは、結構な賭けです。

生理周期が安定していてもしてなくても、生理が終わった日から一週間は、なるべく多くタイミングを取るようにしましょう。
それが鉄則です。

ちなみに、男性の精子はあまり溜めない方がいいです。溜めてしまうと、古い精子が新しい精子を傷つけてしまうからです。
精子は毎日作られますので、どんどん出してしまいましょうね。

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