こんにちは。神戸の老舗妊活サポート専門ショップ「ながいきや本舗」店長のマツムラです。
不妊カウンセラーとして活動しています。
今日も私マツムラの妊活ブログへようこそ!!
毎回、私マツムラのアンテナに引っかかった新しい情報、私自身がこれどうなの?と疑問に思ったこと、実際のお問い合わせ、などをご紹介しておりますが、今回は改めて「からだを温める意味」について考えたいと思います。
からだを温めるとは?
「からだを温める」と聞くと「着込む」「靴下」「カイロ」「入浴」「暖房器具」「電気毛布」など、いろいろと思いつきますが、そのほとんどがからだの「表面」を温める行為。
もしくは「自衛」。冷気から身を守る。そんなイメージですね。
でもここで言う「からだを温める」は、少し違います。
もちろん、からだの表面を温めたり、冷気から身を守ることも大事です。
でもやっぱり、からだの内側から良くしていかない限り、いたちごっこ。
「カイロが手放せない」「もこもこに着込む」「靴下を何枚も重ねる」などすっとやっていたら、それだけでもストレスになりそうです。
お洒落したくてもできない。そんな気持ちになったこと、ありませんか?
そのストレスも、またからだの内部の冷えに通じますから、悪循環ですね。
ここで言う「からだを温める」は、「副交感神経を優位にし、血流を改善する」ということです。
冷えとは血流が悪い表れ。血流が悪いから冷えるのです。
なので冷えを根本から解決するためには、血流改善が必要。
「からだを温める」=「血流改善」なのです。
からだを温める、その効用
からだを温める=血流を改善すると、臓器一つひとつが元気に働きます。
もちろん、子宮や卵巣も同じ。
なぜなら、血流によって栄養も酸素もお薬の効果も、すべてがからだの隅々に行き届くから。
それだけではありません。血流によって老廃物も回収されます。
結局、細胞は、栄養などのえさを与えるだけでなく、働いた結果出てしまう老廃物もきちんと回収しないと、立ち行かなくなってしまうのです。
それが「新陳代謝」であり、そうできないと、細胞は弱って死んでしまいます。
「届ける」「回収する」そのサイクルを血流が担っているのです。
そして、もう二つ重要なことがあります。
一つは、からだが冷える=血流が悪いと、外部からの攻撃に弱くなる、という点です。
つまり「免疫力が落ちる」ということ。
逆を言うと、血流がよくなると免疫力が上がり、病気に強くなるのです。
妊活においては「免疫力」はあまり話題に上りませんが、外部からの攻撃に弱いと、妊娠どころの騒ぎではありません。
人間にとって「種の保存」は大切な本能ですが、それ以上に大切なのは「自分が生き残ること」です。
自分の状態が悪いときは、次の世代のことより、自分が大事になるのです。勝手ですが、それが人間。
そう考えると、免疫力が弱いと、からだは勝手に自分を守ることを優先して、妊娠準備まで行き着けません。
もしくは、弱い力で外部からの侵略と戦いながらですから、妊娠準備にまわせるエネルギーが少ない。
そうすると、時間がかかりますね。
やはり妊活期間は短いほうが良い。そうするとやはり免疫力も大切です。
そして最後の一つは「活性酸素」です。
酸素は、人間の生命維持活動において必要不可欠なものですが、余分なものは逆に細胞を錆びさせてしまいます。
それが老化。
人間は毎日活動するので、どうしても活性酸素は発生してしまいますが、なるべく少ないほうがいいし、出たらそれを除去したい。
でも、からだが冷えた場合、
自律神経の交感神経の方が優位になる
↓
血液中の白血球の「顆粒球」が増加
↓
抗原抗体反応が低下
↓
活性酸素が増加
と、活性酸素を増やしてしまうのです。
活性酸素が増えると、血流が悪くなります。
血流が悪くなると免疫力が落ちます。
つまりこうやって、悪循環が成立してしまうのですね。
からだを温める方法
それでは「からだを温める=血流を良くする」ためにはどうしたらよいでしょうか。
先程言ったように、からだの表面を温めたり、冷気から身を守ることも大事ですが、根本から血流を良くするためには、内部へのアプローチが必要です。
そのために一番有効なのは「筋肉をつける」ということです。
特に脚の筋肉は重要。脚の筋肉が血流のポンプの働きをしています。
なのでどうしても、からだを動かすことを定期的にやった方がいいです。
でもだからと言って、いきなりジムに行って何時間も運動しろ、というわけではけっしてありません。運動もしすぎると活性酸素を大量に作ってしまって逆効果。
良く言われるように「ウォーキング」が最適ですね。
次に重要なのは「リラックス」。
人間はリラックスすると、自律神経の副交感神経が優位になります。そうなると、
白血球の中の「リンパ球」の方が増加
↓
抗原抗体反応が活性化
↓
活性酸素が減少
と活性酸素が減り、血流がアップします。
血流がアップすれば免疫力がアップし、好循環のサイクルに。
つまり「からだを動かしてしっかり休む」これが血流を良くするために必要であり、血流が良くなればからだが温まり、冷えを感じることがなくなります。
もちろん血流が良くなれば、卵巣や子宮に必要なものが届けられ老廃物が回収されるので、卵巣や子宮の細胞の老化防止につながります。
ただこの現代社会、みんな忙しいです。
「からだを動かしてしっかり休む・・・わかっているけど、そんな時間がないんです!」というお声が聞こえてきそうです。
そんな時は文明の利器を利用しましょう。例えば、ながいきや本舗でご紹介している「サンマット」という医療機器です。
「サンマット」は、遠赤外線効果+温熱効果、のダブルの効果で血流を改善する家庭用の医療機器です。
まず、からだから出る波長と遠赤外線の波長がともにふれあい、からだの内部で振動してエネルギーを作ります。
また、電気毛布などの一般的な暖房器具とは違った「まろやかな温感」で、からだをリラックスさせます。
つまり「からだを動かしてしっかり休む」が同時にできる、ということです。
時間がない。忙しい。早く治療の効果を上げたい・・・そんな時に最適です。ぜひ一度使ってみてください。
極端な場合、血流が止まる=死。
それほど血流は、妊活をはじめ、人間の健康にとって大切。基本の「キ」なのです。