こんにちは。神戸の「島」(!)にある老舗妊活サポート専門ショップながいきや本舗の店長で不妊カウンセラーの松村恭子です。
今回は、今妊活中のカップルの間で注目の「ミトコンドリア」、それも精子との関係についてお話いたします。
「ミトコンドリア」は、生命活動に必要なエネルギーを作り出す器官で、細胞一つひとつ存在しますが、その「ミトコンドリア」が精子の一部だなんて、驚きではありませんか??
そういうことをふくめ、少し詳しくご説明させていただきますね。
精子の真ん中はミトコンドリア
ヒトの精子については形はなんとなくイメージできるけどその構造はよくわからない、とおっしゃる方は多いですが貴方はいかがですか。
ここで少しおさらいしてみましょう。
精子は細長い細胞で、「頭部」「中間部」「尾部」「終末部」に分けられます。
「頭部」の直径は約0.003ミリメートルで全体の長さは約0.06ミリメートルです。
「頭部」は【先体】と【核】でできていて【核】の中に、遺伝情報というべき半数のDNAが入っています。
その核にかぶさっているのが帽子のような袋状の【先体】という器官で、中には受精のときに卵子を覆う壁を壊し、進入していくための酵素が収納されています。
「中間部」には精子が活発に動くために必要なエネルギーを供給する【ミトコンドリア】が巻きつくような格好で収納されています。
「尾部」は【鞭毛】構造を持ちむち打つように動いて推進力を生み出します。
精子の長さ約0.06ミリメートルに対し卵子に出会うまでの道のりは約20センチメートルもあります。
精子を人間の身長170センチメートルの人に例えると、その行程は約6キロメートルに相当します。
この距離を30分かけて進むのですから結構なスピードですね。
そして、卵子の元まで到達する精子の数は、ごくごくわずか。
精子にとって、長く過酷な道のりといえるでしょう。
この過酷な道のりを元気に進んでいくためには先程ご紹介した、エネルギー供給源である「ミトコンドリア」が活発に機能することが大切です。
しかし残念ながら、ミトコンドリアは加齢や生活習慣などが原因で年々機能が低下したり、数自体が減る傾向にあります。
でも安心してください!
ミトコンドリアを増やし活発に働かせる方法があります。
それについては、ぜひこちらをご覧くださいませ。
ミトコンドリアは、細胞のエネルギー源。
老化とは、エネルギー不足で細胞の元気がなくなって減っていくことです。
卵子も当然細胞でできていますので、その質とミトコンドリアは大きく関係しています。
でももしかすると、精子の方が、ミトコンドリアとの関係は深いかもしれません。
だって、直接ミトコンドリアがその一部ですものね。
そして、精子は毎日作られます。
ということは、精子こそ、食事、運動、睡眠、ストレスなど、日常生活の影響を直接受ける、ということです。
日常生活が充実していれば元気になるし、していなければ、あっという間に元気がなくなる。
今日問題なかったから明日も問題なし、とは言えないのです。
なので、男女ともミトコンドリアを活性化し元気でいることは、妊活の基本です。
そして、妊娠・出産・子育て・・・と、ミトコンドリアとの関係は、生きている間続きます。
ぜひずっと、ミトコンドリアを元気にしてまいりましょう!!
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ながいきや本舗店長で日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの松村と申します。
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