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妊活ブログ:ほてりは血流がよい証拠?

こんにちは。神戸の「島」(!)にある老舗妊活サポート専門ショップながいきや本舗の店長で不妊カウンセラーの松村恭子です。

ようこそ、妊活アドバイスブログへ!

ぜひ最後までお付き合いくださいね。

冷えは女性の大敵、と昔から言われていますし冷えが妊活の大敵、というのも、もうすっかりご理解いただいているかと思います。

では「ほてり」はどうでしょう?

「ほてり」=「熱」という印象なので、一見、ほてりと冷えは対極にあるような感覚ですが、実は、原因は同じ。

つまり、ほてりも女性の大敵、妊活の大敵、ということ。

その辺りを今回は見ていきたいと思います。

ほてりのメカニズム

一般に「ほてり」とは、異常な熱感のことで
それが頭や顔に感じると「のぼせ」となります。

血液の通り道は、まず心臓から出る「動脈」と心臓に帰る「静脈」があります。

そして、末端まで血液を届けるための「毛細血管」が無数に伸びています。

動脈・静脈が「親」なら、毛細血管は「子」ですね。

血液によって、酸素、ブドウ糖、ホルモン、白血球、リンパ球など、たくさんのからだに必要な物質が、からだの隅々に送られるのですが、運動不足や自律神経の乱れなどによって、親である動脈や静脈の流れが悪くなると、子の毛細血管は「僕たちががんばって届けるよ!」と血管を拡張し始めます。

そして、皮膚の表面に近い毛細血管が拡張し、血流が急に増えておこるのが「ほてり」です。

なぜほてりが起こるのか?

このように、毛細血管の拡張による、血流の急激な増加が「ほてり」となって現れますが、そもそも、「ほてり」を起こさせる原因はなんでしょうか。

ポイントは「ホルモン」と「自律神経」にあります。

自律神経とホルモンバランス、そして血流は密接な関係にあります。

加齢やストレス、生活習慣の乱れなどから、ホルモンのバランスが崩れると自律神経のバランスも乱れ、皮膚の表面の血管の収縮や拡張にも乱れが生じ、ほてりやすくなります。

また、緊張で急に顔がほてる、という経験はないでしょうか。これも自律神経の乱れから起こるものです。

緊張やストレスが続くと、自律神経が乱れ、血管が拡張気味になるため、ほてりやすくなるのです。

そのほか、日焼けによるほてりや、風邪やインフルエンザなどの感染症、熱中症などの疾患から、ほてりが生じる場合もあります。

ほてりは冷えと関係ないの?

よくほてる、とおっしゃる方は、暑がりの方が多いですが、それはつまり「冷え」とは無関係、ということでしょうか?

また、よくほてる方の体温は高いのでしょうか?

答えはその逆です。

初めに少し申し上げたように、「冷え」と「ほてり」はコインの表裏の関係にあります。

「冷え」が慢性化し、上半身と下半身との温度の差が激しい場合、末端の毛細血管が過度に拡張しているために、ほてりが起こるのですから、ほてりは「冷え」の一表現であり、血流が悪いから起こるのです。よって、体温も高いわけではありません。

ほてりは血流がよい証拠?

いえ、逆に「ほてりは血流が悪い証拠」。

ほてりを感じる人こそ、血流改善が必要になのです。


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