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卵管についての診断・治療 vol.2 不具合に対する検査方法

こんにちは。ながいきや本舗店長で不妊カウンセラー・妊活アドバイザーのマツムラです。
いつもこのブログを読んでくださって、本当にありがとうございます!

さて、今回も卵管についてのお話です。

卵管の不具合の原因については、前回ざっとお話しました。

卵管の不具合の原因

今回は、その診断方法についてご紹介したいと思います。

診断方法にも【卵管疎通性検査】【腹腔鏡検査】【卵管鏡検査】とありますが
今回は【卵管疎通性検査】についてご説明しますね。

【卵管疎通性検査】

子宮口から、造影剤や炭酸ガス、生理食塩水などを注入して、腹腔内への拡散を確認して
卵管が通っているかどうか判断する検査です。
その方法は、主に3つあります。

ア)子宮卵管造影(HysteroSalpingoGraghy:HSG)

子宮口から造影剤を注入し、子宮の内側の状態、卵管が通っているか、
卵管留水腫(卵管に水が貯留した状態)がないか、骨盤内に癒着はないか、
などを判定する検査です。

□ 子宮の形の異常(単角子宮・双角子宮など)
□ 子宮内腔の異常(子宮内膜ポリープ・子宮粘膜下の筋腫・子宮内腔の癒着など)
□ 卵管の通過性(つまっていないか・どの辺がつまっているのか・走行に異常はないか)
□ 卵管周囲の癒着
□ 卵管留水腫(卵管に水が貯留した状態)がないか

このHSGは、診断のためにするだけでなく、治療的にも意義があるものです。

HSG後、原因不明の方のうち約40%の方が妊娠し、
妊娠例の約55%がHSG後6ヶ月以内で妊娠、80%が1年以内で妊娠、
という結果が報告されているように、この検査後、妊娠率が増加する傾向にあります。

なぜかというと、検査の時に
卵管の中にあった粘液などが押し流されるためです。

使われる造影剤には、油性と水溶性がありますが、
油性造影剤の方が水溶性造影剤に比べて粘調性が高いので、
粘液を押し流す効果があるため、
油性造影剤の方が妊娠率が高い、という報告があります。

イ)卵管通気法

子宮口から炭酸ガスを注入して、子宮内圧の変動を時間を追って調べて
卵管が通っているかどうかを確認する検査です。

卵管閉塞の診断について、偽陽性、偽陰性の結果が多いため
片側卵管閉塞の診断は不可能です。

ウ)卵管通水法

子宮口より生理食塩水を注入して、超音波にて観察します。
通気法と同じく、片側卵管閉塞の診断はできません。
最近では、超音波造影剤を使って通水を行い、
超音波断層法で卵管の疎通を確認することができます。

以上、【卵管疎通性検査】についてご紹介いたしました。

子宮卵管造影については「すごく痛かった!」「そうでもなかった」と
いろいろな感想がありますが、最近では技術も進んでいますし
対処法もありますので、そんなに心配は要りませんよ!

その他、【腹腔鏡検査】【卵管鏡検査】については
メルマガでご説明いたしますので、ぜひお読みくださいね。

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