卵管は、
◎卵子のピックアップ
◎精子の遡上・受精
◎受精卵の発育
◎受精卵の子宮への輸送
など、妊娠成立において大変重要な役割を担っています。
この卵管に、卵管が狭い、ふさがっている、働かなくなっている、など
なにかしら不具合がある場合、妊娠成立が難しく、
実際、不妊原因の一位に挙げられています。
ではなぜ、卵管に不具合が生じてしまうのでしょうか。
主な原因としては、
□ 感染症
□ 子宮内膜症による癒着
□ 過去の手術
が挙げられますが、感染症の内、特に「クラミジア感染症」は増加傾向にあります。
クラミジアが原因で、卵管の閉塞や卵管周囲の癒着によって、卵管に卵子が取り込まれにくくなることがありますが
この感染症にかかっても無症状のことが多いため、感染に気づかず、そのまま放置してしまいがちです。
子宮内膜症や、過去に虫垂炎など骨盤内の手術を受けた経験がある場合、
卵管周囲の癒着をきたしていることがあり
それによって、卵管の形が変わったり、
卵管と卵巣の位置関係が変わってしまって、排卵された卵子がうまくキャッチできなくなったり
卵管の受精卵が運ぶ働きが弱まってしまったりすることがあります。
もちろん、感染症の罹患経験があるから、内膜症があるから、過去に手術したから、といって
すべての方の卵管に不具合が生じるわけではありません。
ただ、卵管の不具合は、物理的に妊娠を妨げてしまいますが
それ故、解決すればすんなり妊娠・・・ということも大いに考えれるので
妊娠を望む場合は、まず受けるべき検査だと思います。
卵管の診断については、いろいろな方法があります。
それはまた次回、ご説明いたしますね!
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