妊活ブログ:血流と妊娠【たまごのお話】

不妊カウンセラーマツムラの妊活アドバイス

「血流をよくすれば、不妊治療のさまざまな問題が改善されます」【たまごのお話】

こんにちは。老舗妊活サポート専門ショップながいきや本舗の店長で不妊カウンセラーのマツムラです。

ようこそ、妊活アドバイスブログへ!ぜひ最後までお付き合いくださいね。

ある著名な不妊治療専門クリニックのドクターも「血流をよくすれば、不妊治療のさまざまな問題が改善されます」とおっしゃっていましたが、ながいきや本舗でも、血流の大切さについては今までも折りにつけお話してまいりました。
ただ、ばらばらな感じでしたので(汗)、ここで一度まとめてお伝えしていきたいと思います。

3回シリーズの予定です。よろしければご参考ください。

今回はまずは、卵のお話。

卵子をしっかり育てることは、妊娠の第一歩ですね。
それと血流がどんな関係があるのか、見ていきたいと思います。

卵胞にも毛細血管がある

妊娠への大切な第一歩となる「卵子」は【卵巣中の卵胞の中にあり、発育のピークを迎えると卵胞を破って飛び出す、それが排卵】ということはご存知だと思いますが、卵子を包む卵胞にも毛細血管があるということは、ご存知でしたでしょうか。

卵子は、発育の途中で休眠した「原始卵胞」状態で卵巣の中で眠っています。そしてある時長い眠りから覚め、排卵にむかって再び成長をはじめます。

そのときに、卵胞の中にすでには毛細血管が作られ、血液循環が開始されるのです。

ここで思い出していただきたいのが、血液の役目です。

血流の役目とは?

血液は【動脈】と【静脈】の2種類に分けられます。

【動脈】は心臓から出て、栄養素やホルモン、酸素を届けます。

【静脈】は、代謝物や二酸化炭素を回収して、腎臓を経由して心臓にもどります。

新しい命の源である受精卵の半分をになう卵子は、卵胞に包まれて育っていきます。

卵子の発育のためには、当然、育つために必要な成分を与えることと、育つにあたり作られる排出物を回収することの両面が必要ですが、それは卵子を包む卵胞の血液循環にかかっているのです

卵胞には兄弟がいっぱい

今私達の卵巣の中には

・休眠中の卵胞
・目覚めたばかりの卵胞
・これから排卵にむけて頑張っている卵胞
・排卵することになった卵胞

といろいろな段階の卵胞がまざっています。

眠りから覚めて排卵するまでは、トータル190日かかり、一度に何個かの卵胞が毎月同時に活動を再開します。

決して、ひとつ終わったから次、と順番に育っているわけではありません。なので、いつも複数の卵子が様々な段階でで発育中です。

そして、どの卵子が結局排卵するかわかりません。発育の一番良い卵子が排卵されるとは限らないのです。

でも妊娠のためは、排卵する卵子が、毎回質の良いものであってほしいもの。

となると、どの卵子が排卵してもどれも質の良いものであるように、卵胞の血液循環をいつも良くしておくことが必要なのです。

薬の効果も血流改善が決め手

このように、血液循環が質の良い卵子の発育のために非常に重要だということは、もうおわかりいただけたと思いますが、他にも理由があります。

採卵の前に、HCGという薬剤を注射して、排卵を促す場合があります。

その時、採卵した時の卵胞液のHCGの値を測ると、HCGの数値が良い人の卵子の質は良く、悪い人の卵子の質は悪い、という結果が出ることがあります。

HCG値が良い=HCGが流れている、ということ。そしてこのHCGを運んでいるのは血液。

つまり、HCGを注射してHCG値が良い、ということは血液循環が良い、ということを表しています。

そして実際、スムーズな排卵をサポートできているのです。

このように、薬の効果も血流が左右しています。

妊娠が成立するためには、新しい命の源である受精卵が大切です。

その受精卵の半分を担うのが卵子であり、その卵子の質が、受精卵の質に大きな影響を及ぼしています。
そして、その卵子の質を決めるのは、卵胞の発育です。

血流をよくすれば、不妊治療のさまざまな問題が改善されます

その一つ、卵子と血流の関係について、今回少しでもおわかりいただけたのなら、大変嬉しいです。

次回は、その卵胞が眠る卵巣のお話。

卵巣にとってもいかに血流が大切か、お話したいと思います。

引き続き、どうぞお付き合いください!

監修:日本不妊カウンセリング学会認定 不妊カウンセラー 松村恭子

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