血流と妊娠力

不妊カウンセラーマツムラの妊活アドバイス

血流と妊娠力

こんにちは。ながいきや本舗店長のマツムラです。

近年、夏の暑さが長引いていますね。そしてその分、秋が短い。

そうすると、夏の疲れや冷えも取れぬまま、秋をとばして冬に突入!ということに、なりがちです。

秋が短い、とはいえ、夏から冬への過渡期である秋に、夏の疲れを取り、冬に備えて、元気に過ごすか、それが冬の健康の決め手になりますので「過ごしやすい!」と油断せず、特に夜はしっかり休息をとって、そしてからだは冷えないように気をつけてくださいね。

からだが冷えない、というのは、血流が良い、ということでもあります。

今回はこの血流と妊娠力の関係を示した研究報告を、シェアさせていただきます。


治療成績との関係

フランスのパリ11大学医学部の生殖医療の研究チームが体外受精を受けている女性を対象に採卵直前の成熟した卵胞の血管密度や血流の平均量を3次元パワードップラー超音波検査で測定し、治療成績との関係を調べました。

結果は、血管密度と血流量を高い周期と低い周期の2つのグループに分けた調査したところ
受精率や胚の形態のよしあしとは関連しなかったものの、妊娠率(33%対4%)、着床率(50%対11%)は、いずれも血流の平均量が高い方が良好な結果となりました。

このように、血流と妊娠力は大きく関係しています。

冒頭で言ったように、からだを冷やさないことは血流を維持することにつながりますし、

さらに、ストレスで自律神経を不安定にさせない、ということも血流にとって大切です。

まだ暑いからと言って、冷たいものばかり摂ったり、へんに薄着をしたりなどせず、からだが冷えたな、と思ったらその日は湯舟に浸かる、とか、着るもので調整するとか、血流改善効果のある医療機器を使ったりして、この季節の変わり目から、血流をしっかり意識していきましょう。

 

※参考文献
The 3D vascular status of the follicle after HCG
administration is qualitatively rather than quantitatively associated
with its reproductive competence
Daniel H. Mendez Lozano, et al.
Hum Reprod. 2007; 22: 1095-1099.


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