時々「ミトコンドリアが入っているサプリ、ご存知ですか?」と聞かれますが、ミトコンドリアは成分の名前ではありません。
ミトコンドリアはからだの器官の名前で、細胞一つひとつにありエネルギーを作り出しています。
いわば、ミトコンドリアはからだのエネルギー産出工場なのです。
ミトコンドリアが活性化すると、エネルギーが作られ、細胞も活き活きとしてきます。
逆に、ミトコンドリアの機能が弱ると、エネルギーが作られなくなり、細胞が元気を失い、細胞が減っていきます。
それが老化です。
つまり、ミトコンドリアを活性化することで、細胞の老化を防ぐことができるのです。
妊娠に必要な卵子も精子も、細胞でできていますね。また、受精卵の着床場所の子宮内膜も細胞の集まり。
ということは、卵子や精子、子宮内膜の細胞のミトコンドリアを活性化することで、卵子や精子の老化を防ぐことができる、と言えます。
そのミトコンドリアが苦手なのが「糖」。
食事からの「糖」を使って、ミトコンドリアはエネルギーを作り出しています。
しかし糖分が多すぎると、ミトコンドリアがエネルギーを作り出す際にたくさんの活性酸素が漏れ出てしまい、ミトコンドリア自体を傷つけてしまいます。
それにより細胞の機能が低下し、臓器の機能が落ちるなどの老化が進んでしまいます。
逆に、糖の摂取量を減らすと、糖が足りない分、ミトコンドリアは体内で蓄積された脂肪やコエンザイムQ10によって、エネルギーを作り出します。
すると、長寿遺伝子「サーチュイン」が働きはじめ、その結果、ミトコンドリアの合成に必要な遺伝子が動き出し、新しいミトコンドリアがどんどん作られるようになります。
この新しいミトコンドリアは、活きがよい「高エネルギー産出・低活性酸素排出」の高効率のミトコンドリアなので、活性酸素による害も少なく、細胞内のエネルギーも豊富です。
よって、細胞の働きが保たれ、老化しにくくなります。
精製された白米や、精製された小麦や砂糖が大量に使われたお菓子などは、食べすぎに注意が必要です。
また、三度の食事も「腹八分」を心がけましょう。
妊活にまつわる疑問にお答えしたPDF冊子「はぴたまBOOK」を無料でご提供いたします
ながいきや本舗店長で日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの松村と申します。
このサイトを訪れて下さったあなたは妊活をはじめられたばかりでしょうか。
それとも、不妊治療専門クリニックに通院中ですか。
もしかすると、今から妊活を始めるかどうか、何をすればよいか、迷っていらっしゃるかもしれませんね。
皆様の妊活のヒントになるように、長年に渡って書きとめてきたブログから、人気の記事を集めました。まずはこの「はぴたまBOOK」をご覧いただき、確実な一歩を踏み出してください。
こちらから無料でダウンロードできます。(スマホでもお読みいただけます)
※頂きましたメールアドレスにメルマガ「ながいきや通信」をお送りさせて頂きます。