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春木レディースクリニックインタビュー vol.2

「エビデンス(evidence;根拠)にはじまり、ナラティブ(narrative;対話)におわる医療  これが、我々の目指す医療です」

ながいきや本舗:だからああいう風にお勉強の部屋というか、DVDの部屋も用意されて、そこでしっかり勉強していただくということを準備されているんですね。ドクターとお話しするのは、私達からすると緊張するんですよね。春木先生がということではなくて不妊の専門のクリニックだと患者様もたくさんいらっしゃって、時間も限られているし緊張するしで話せない、というお声もよくお聞きするのですけども、そこはもうお話させていただいてもいいんですよね。

春木院長:どうぞどうぞ。エビデンスの第一歩は、問診だと考えています。今までの検査結果や治療歴、ご夫婦の生活習慣から妊娠・出産に対する考え方など、たくさんお聞きできれば、その分だけ今後の治療にも生かせると思います。私は、いかに皆さんから情報を提供していただくか、というところから治療を始めていますから、「私のいうとおりにしていれば妊娠できるであろう!」といった、まるで教祖様のようなことは一切言わないですよ。いや、言えないですね(笑)。むしろ私は、皆さんがお話ししやすいような診察室の雰囲気をこころがけていますので、ご安心下さい。

ながいきや本舗:それは本当に心強いですね。まず最初にお話しを聞いてもらえるかな?ということと、働きながら治療に通えるかな?ということも気にされている方が多いのですが。

春木院長:診療時間は午前9時30分から12時、午後16時から19時(水・土を除く)という時間帯を設定しています。また、心斎橋駅からクリニックのビル(心斎橋プラザビル東館)までは、地下で直結して徒歩約2分ですから、アクセスは非常にいいと思います。私は、働きながら治療を受けられている患者様に、お仕事をできるだけ休むことなく通院していただきたいと、以前から考えていました。お仕事が忙しくて今まで通院することができなかった方々には、ぜひご来院していただければと思います。

ながいきや本舗:春木レディースクリニックの費用は、体外受精の費用が自然周期か卵巣刺激周期かに区別はしないで、あくまでも結果による費用設定、成果報酬型ということですが。診療費用は成果報酬型ここにも思いが・・

春木院長:高度生殖医療の費用に関して、成果報酬型を採用しているクリニックは、いくつかあるようです。ただし、見えにくい部分が多いことは否めません。私たちは、最初にお話ししたように、「妊娠するためのセットアップ」が使命ですから、どれだけその環境を提供できたかで評価されたいと考えています。つまり、採卵数、正常受精数、移植可能な胚の数(凍結保存できた胚の数)によって費用は規定されます。例えば、「刺激周期」で治療を行っても採卵数が1個であれば、それは自然周期と同じ結果です。なぜ、費用が異なるのでしょうか?顕微授精を10個に実施しても、正常受精数が1個であれば、その顕微授精に対しての費用対効果はいかがなものでしょうか?受精卵で凍結できても、いざ移植するときに分割しなければ、凍結した意味はあったのでしょうか?実際はそれほど単純ではないのですが、良好な(移植のできる)胚がたくさんできれば、それだけ妊娠には近づくと考えられます。当クリニックでの費用は、患者様の満足度に比例するのではないかなと思います。

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